様々なダイエット方法が誕生しては消えていく現代ですが痩せるには有酸素運動が適していると言われています。歩いたり走ったり色々な方法がありますが最近増えているのは自転車ダイエットです。ここでは自転車ダイエットの効果ややり方について紹介します。

目次
無理なダイエットをするより自転車を使う
体形が気になってくるとダイエットを始める人も多いかと思いますが皆さんはどの様な方法でダイエットを行いますか。炭水化物抜きダイエットの様な食事制限にジムに通って筋トレなど色々な方法がありますが効果的にダイエットを行うのであれば有酸素運動が良いとされています。
有酸素運動自体は負荷の軽めな運動を長い時間行う事で効率良く脂肪を燃焼させる事が出来ます。有酸素運動にはウォーキングや水泳、そしてここで紹介する自転車を使った運動があります。最近では通勤の際に歩いたり自転車を使ったりして有酸素運動を取り組んでいる人が多くなっています。
自転車でウォーキングより簡単にダイエット
有酸素運動の代表と言えばウォーキングか自転車によるサイクリングでしょう。ではどちらがダイエット効果が高いのか紹介します。結論から言うと自転車によるサイクリングがダイエット効果が高いとされています。ただ運動としての負荷はウォーキングの方が高いです。この違いは何なのか説明します。
ウォーキングも自転車のサイクリングも主に使う筋肉は下半身の筋肉です。体1つで行うウォーキングと比べて自転車を使うサイクリングは道具を使う事から負荷は軽いとされています。ただ負荷が軽いという事は長い時間行う事が出来るダイエット方法というわけです。そこがダイエット効果が高い1つの理由です。
次に消費カロリーからウォーキングとサイクリングの違いを見てみます。同じ体重の人が1時間時速6㎞のウォーキングと時速10㎞のサイクリングが同じ消費カロリーと言われています。時速6㎞だと人によってはかなりの早歩きになりますし時速10㎞のサイクリングはかなりゆっくりなペースになります。
つまり通常のペースであればサイクリングを1時間行う方が消費カロリーが高いという事になります。ただ通勤で自転車ダイエットを行っている人の中で20分程度の移動時間であればウォーキングに切り替える方がダイエット効果が望める場合もあります。
自転車ダイエットを成功させる為のコツ
ウォーキングよりも自転車ダイエットの方が効果的に良い場合がある事はご理解いただけたと思いますがやり方1つで成功するかどうか決まります。詳しいやり方を紹介する前にそこで自転車ダイエットを成功させるコツを説明します。
自転車ダイエットを成功させるコツ①ペダル
自転車ダイエットを成功させるコツの1つ目はペダルに足を置く位置です。人の足の裏で最も力を加えやすいのが親指の付け根あたりです。そこにペダルが来る様に足を置く事でふくらはぎなどの筋肉の力がしっかりと伝わります。
自転車ダイエットを成功させるコツ②ハンドルとサドル
自転車ダイエットを成功させるコツ2つ目はハンドルとサドルの高さにあります。通常はハンドルは高めにサドルは両足の裏が地面にしっかりと着く様にセッティングされている事が多いですがハンドルは一番下まで、サドルは両足のつま先が着く程度の高さまで上げます。このセッティングだと足の筋肉全体を使う事が出来るので足痩せ効果も期待出来ます。
自転車ダイエットを成功させるコツ③無理しないペース
自転車ダイエットを成功させる最後のコツは無理してペースを上げない事です。ダイエット効果を上げるのは自転車を走らせるペースを上げる事とつながりますがある程度のペースを超すと有酸素運動から無酸素運動へと切り替わってきます。筋肉をつける意味では無酸素運動は効果的ですが脂肪燃焼効果は薄れてしまいます。
自転車ダイエットの効果的なやり方・時間編
自転車ダイエットの効果的な時間とはどれぐらいか紹介します。普段から有酸素運動を取り組んでいる人には常識と言える話かもしれませんが運動開始後20分後から脂肪が燃焼し始めるとされています。まず自転車ダイエットを行う時は20分以上行う必要があるという事になります。
また最低でも1時間程度行う事が効果的な自転車ダイエットとなります。ただ前述の通りに自転車を使った通勤時間が20分に満たない場合はあえて帰り道に1時間かける様にするのが良いでしょう。20分以上1時間程度が無理せず効果的に自転車ダイエットを行える時間と言えます。
自転車ダイエットの効果的なやり方・距離編
次に自転車ダイエットの効果的な距離について説明しますが距離については決められたものはありません。大事なのはどの様なペースで走るかで距離を決める事になります。自転車ダイエットを行う上で最適なペースは時速20㎞程度とされています。
つまり自転車ダイエットにとって大事なのは決まった速度で決めた時間を走る事で距離を目標としないのです。またゆっくりとしたペースで走るのであれば距離を長くするとダイエット効果を維持する事が出来ます。
自転車ダイエットは毎日やるべきか
自転車ダイエットのやり方を時間と距離から説明しましたが正しいやり方として頻度も大事な要素になります。自転車ダイエットである有酸素運動だけでなく筋トレの様な無酸素運動でもトレーニングをしたら休息が必要になります。そこで1週間でどれぐらい頻度の自転車ダイエットが無難かと言うと5日程度です。
自転車ダイエットは筋肉にかかる負荷が少ないとはいえ疲労が溜まる事に変わりはありません。つまり日常的に自転車ダイエットを行っている人でも週に2日間の休息日を作る事は必要となります。最も最適な休息日の作り方は5日の自転車ダイエットを2日と3日に分かれる様にするのが良いです。
ただ通勤で自転車ダイエットを行っている人では日にちを分ける事が難しい場合があるかと思います。その場合は無理して分けずに2日間の休息日を取る事に気をつける様にして下さい。
自転車ダイエットの注意点
筋肉への負荷も少なく有酸素運動を行える自転車ダイエットですが注意点もあります。自転車ダイエットのやり方で軽く説明していますがまず1つ目の注意点は無理をしないという事です。前述の通りに無理してペースを上げれば無酸素運動になってしまい自転車ダイエットの効果が薄れてしまいます。
また自転車ダイエットで無理をしないという事には天気についても言えます。自転車等の2輪車はもちろん雨の日は4輪自動車でも滑る事があります。特に梅雨の時期になると1週間の内に5日間の自転車ダイエットを行う事が難しい場合もあります。そこでプラスの購入になりますがエアロバイクを使って雨の日でも自転車ダイエットを行う事をおすすめします。
そして自転車ダイエットを行う上で最も注意しなければいけない事は道路交通法を守って正しいルールで行う事です。自転車も車両扱いなので色々なルールに則って走行しなくてはいけません。特にイヤホンで音楽を聴きながらの走行や夜間の無灯火など大丈夫かなと思っても違反となる事があります。
電動自電車でのダイエット効果はどうなるのか
自転車ダイエットについて説明しましたが最近多くなってきた電動アシスト機能付きの自転車にダイエット効果はあるのか気になる人もいるかと思います。電動自転車はこぐ力で発電し坂道などでモーターの力を使い楽にこげる様にしますが自転車ダイエットと考えるともちろん効果は薄くなります。
ただこぐ事を行っているので効果は全くのゼロではありません。そこで電動自転車を使ってダイエットを行う場合は通常の自転車より長い距離を走れば良いわけです。特に体力に自身が無い人は電動自転車から始めて慣れてきたら通常の自転車でダイエットを行うのも良い手段と言えます。
自転車ダイエットの効果が見られない場合は
まずは自転車ダイエットの効果が表れるまでの期間を知っておく必要があります。自転車ダイエットの効果は通常でられば2か月から3か月程度で表れてくると言われています。もちろん人によって効果が表れる期間に前後はありますがまずは焦らず3か月は続けてみましょう。
もし3か月自転車ダイエットを続けて効果が見られない場合はペースを見直してみましょう。特に1日分の自転車ダイエットを行う時間とスピードです。前述の通りに脂肪燃焼が始まるのが運動を始めて20分後からとなっているので自転車ダイエットを行っている時間は適切か、また時速20㎞程度のスピードを維持しているかなど見直しましょう。
次に見直す点は食生活にあります。もちろん日常の生活に有酸素運動を取り入れるのが自転車ダイエットなので食事制限は必要としませんがバランスの取れた食事は心がける必要があります。自転車ダイエットによって消費したカロリー以上に食事でのカロリー摂取が増えてしまえば意味がありません。
自転車ダイエットの効果は?のまとめ
自転車ダイエットの効果について紹介しましたが結論から言うと効果は大いにあります。自転車を使う事でウォーキングと比べて筋肉への負荷は少し弱くはありますが疾走感によるリフレッシュ効果も期待出来るのが自転車ダイエットです。ここで紹介したやり方を参考に安心安全に自転車ダイエットを行ってみて下さい。
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