不規則な生活が続き、食事バランスが崩れると肥満になります。男の方でも、胸に脂肪がついてしまうと、だらしなく見えてしまいます。今回は男の方が胸の脂肪を落とす、効果的なダイエット方法の注意点などをまとめていきます。ダイエットで男らしい体を手に入れましょう。

目次
男の胸の脂肪を取る方法とは?
男の方でも、肥満により太ってくると、胸の周りに脂肪がつきます。このような状態になると、女性のおっぱいのような形になり、男らしい体からはかけ離れます。やはり、どんな年齢の男の方であっても、引き締まった体つきに憧れるものです。具体的には、どのような方法を取れば胸の脂肪を落とせるのでしょうか?
胸の脂肪を落とすためにやるべきことは、主に3つです。「食事の見直し」「運動」「筋トレ」になります。この3つを取り入れることで、効果的にダイエットを進められるので、それぞれのポイントについて見ていきたいと思います。
部分痩せは可能なのか?
男性、女性共に部分痩せは不可能に近い
胸の脂肪だけを、ダイエットで効果的に落とすことは可能なのでしょうか?実は、部分痩せはできません。胸にだけ脂肪がついている方はほとんどいないと思います。大抵はお腹周りにも脂肪がついているはずですよね。つまり、胸の脂肪を落としたい方の場合、全体的にぽっちゃりとしているはずです。
どんなにダイエットを精密に行っても部分痩せはできません。ついた脂肪は、均一にしか落ちないのです。よって、胸だけの脂肪を落とすダイエットとというよりも、全身の脂肪を落とすダイエットを行わないと、胸の脂肪を落としたいという悩みは解決されません。そこでおすすめなのが、前項でも紹介した「食事」「運動」「筋トレ」の3つです。
男の胸の脂肪を落とすために、まずは食生活を見直そう!
必要以上に食べている男の方は要注意!
飽食の時代。どこにいっても美味しい食べ物は手に入ります。24時間やっているコンビニやスーパーなどがあるので、時間を気にせず食べものを買いに行けますね。しかし、ついつい余計なものを選んでいませんか?20歳~39歳前後までの男の方の場合、大体1日の必要カロリーは2,200kcal程度です。
つまり、1食あたり700kcalが目安です。これに甘いジュースを飲んだりお菓子をたくさん食べたりすれば、当然ですが、カロリーオーバーになり体重は増えます。よって、日常的に食べ過ぎていると感じている方は、年齢にあった摂取カロリーにするように心がけましょう。
どうして胸に脂肪がついてしまうのか?
筋力低下が主な原因!
男の胸に脂肪がつく原因は、筋力が低下し、脂肪が増加したために、胸に脂肪がついてしまうのです。そもそも胸の筋肉である「大胸筋」は筋トレでも行わない限り、あまり使わない筋肉なので、年齢によって筋肉が落ちやすくなっているのです。筋肉が落ちると、代謝も悪くなりますから、余計に太りやすく、胸に脂肪がつきやすくなります。
働き盛りの男の方の場合、仕事が忙しく、運動や筋トレをする時間がないという方がほとんどかもしれません。しかし、運動や筋トレなどを行わず、若い頃と同じように食べていたら、摂取カロリーがオーバーし、必ず太ってしまいます。1日1時間のトレーニングをするのは難しいかもしれませんが、20分程度なら時間が取れるはずです。
そして、20分程度の時間があれば、ウォーキングをしたり、筋トレをしたりする時間が作れます。食事生活を見直し、運動や筋トレを取り入れる。これが胸の脂肪を取るための一番の近道なのです。
消費カロリー>摂取カロリーになるように心がけよう
胸の脂肪を落とすために摂取カロリーを抑え、消費カロリーを増やそう!
男の胸の脂肪を落とすためには、まず、体脂肪を燃焼させなければなりません。これはダイエットをすることで効率よく燃焼することができます。注意点を見ていきましょう。ダイエットにより、体脂肪を燃焼させるためには、消費カロリー>摂取カロリーのバランスにならなければなりません。
例えば仮に1日1時間ランニングや筋トレをしても、その消費以上に食べていたら絶対にダイエットは成功しないということです。ダイエットにより、摂取カロリーを減らしていくと、体は筋肉を分解し、そこからエネルギーを得ようとします。そこで、筋肉の極力減らさないためにも、たんぱく質主体の食生活に切り替えることが大切です。
男の胸の脂肪を落とすにはたんぱく質の摂取を心がけると良い
たんぱく質は筋肉を作るための重要な栄養素です。不足すると、筋力の低下を招きますから、ダイエット中でもたんぱく質の摂取量は落とさないようにするのがポイントです。目標の摂取量とは体重×1g程度です。つまり、体重60㎏の方なら、1日60gのたんぱく質を摂るようしましょうということです。
たんぱく質は、肉や魚、卵、乳製品や豆類に多く含まれています。ダイエットをするのが目的ですから、脂身の多い肉や魚は避けた方が無難です。低脂肪なヒレ肉、鳥のささ身、皮をはいだ胸肉などを利用すると良いでしょう。魚は基本的にはどれも低カロリーですが、トロやウナギなど、高カロリーの魚もあるので注意が必要です。
どんな運動を取り入れると良いのか?
男の胸の脂肪を落とすために、有酸素運動を取り入れよう!
ダイエットのポイントは如何に消費カロリーを増やすかということです。注意点としては、消費カロリー<摂取カロリーとならないようにすることです。消費カロリーを増やすのに、有酸素運動は大きなポイントとなります。有酸素運動には脂肪の燃焼の効果がありますから、続けていけば、胸の脂肪をしっかりと落とせるようになります。
おすすめの運動はウォーキング
有酸素運動を取り入れる注意点としては、最初から負荷の高い運動を選ばないということでしょう。特にダイエット初期はモチベーションが上がっていますから、無理な運動を選択しがちです。例えば、数年以上まったく運動をしてこなかった男の方が、いきなりランニングに入るのは無理があります。
有酸素運動と言ってもたくさんあるので、まずは取り入れやすいものからやってみましょう。おすすめはウォーキングです。朝、30分ほど早く起きて、その時間をウォーキングに充てるだけでもかなりの効果があります。1回あたりの消費カロリーは150kcalほどですが、積み重なれば大きなカロリー消費になります。まずはウォーキングからトライしてみていかがでしょうか?
筋トレを並行して行うと、さらにダイエット効果あり!
男の胸の脂肪を落とすためには、筋トレをするのが一番の近道!
食事生活を見直し、有酸素運動を取り入れると、少しずつですが、必ず痩せてきます。しかし、胸の脂肪を落とすために体脂肪を燃やすと、実は筋肉も一緒に小さくなってしまうのです。そのため、ダイエットによって痩せたのは良いけれど、筋肉が落ち、逆に太りやすくなってしまうということがあります。
これはダイエット行う上での注意点です。ダイエットを行う時は、筋肉の低下を防ぐため、筋トレを同時並行して行うのが最も得策です。筋トレを並行して行うと、体脂肪を燃やしながら、筋肉を維持できるため、痩せた時に、男らしい体つきが手に入ります。男性も女性も、ダイエットの注意点として、筋肉を低下させないために筋トレをすることを覚えておきましょう。
どんな筋トレをするのが効果的なのか?
男の胸の脂肪対策として、腕立て伏せをしっかりマスターしよう
男の胸の脂肪対策として、筋トレ種目である「腕立て伏せ」は有効な筋トレとなります。この項目では、腕立て伏せのポイントや注意点などを見ていきます。
腕立て伏せをするとき、肩幅よりも腕の幅が狭いと、腕の力に頼ってしまい胸を鍛えられないので、肩幅より広い位置に手を置きます。この時、手の角度は自然な八の字型にすると良いでしょう。また、可動範囲が狭くなるので、頭は下を向かないように注意します。そしてお尻は真っ直ぐに保ちましょう。
腕立て伏せのポイントは、重力に負けて体を下すのではなく、重力に抵抗するように体を下すことです。また、脇を締めず、肘を張りながら行いましょう。体を持ちあげた時、肘をロックすると、胸の筋肉を使わずに体を支えてしまうので、ロックしないようにしましょう。以上が、注意点とポイントになります。
ジムに行く余裕があるのなら、ベンチプレスを取り入れよう
男の胸の脂肪対策として、ジムに通うのは効果的な方法
胸の脂肪を落とすため、もっと専門的な筋トレを行うなら、ジムに通うのが一番の近道です。続けて行けば、男らしい屈強な体を手に入れられます。ジムに行くと、たくさんのマシンがありますが、胸の脂肪を落とすためなら「ベンチプレス」を取り入れましょう。大胸筋に非常に効果があるので、男の胸の脂肪対策に効果的です。
ベンチプレスを行う際、意識するのが肩甲骨の位置です。しっかりと中心に寄せて筋トレを行うと、正しいフォームでベンチプレスが行えます。バーベルを肩幅の1.5倍程度外側を握り、ゆっくりと胸にバーベルを下します。勢いをつけずに素早くバーベルを持ち上げ、1秒間キープ。後は元に戻します。これを10回3セット行うと効果的です。
【まとめ】男の胸の脂肪は「食事」「運動」「筋トレ」で落とす!
男なのに女性のようにおっぱいがあると、見た目の印象もよくありません。男らしい厚い胸板を作るなら、まずは食事を見直しダイエットに取り組み、有酸素運動で消費カロリーを上げ、筋トレで筋肉を落とさないようにすることが大切です。男の胸の脂肪対策には「食事」「運動」「筋トレ」が重要です。3つを上手く組み合わせ、男らしい体を目指しましょう。
評価 4.3/ 5(合計10人評価)
記事へのコメント
気軽にコメントしよう!
※コメントは承認後に公開されます。