季節の挨拶を使い分けてできるビジネスマンになろう!書き方のマナーなど!

ビジネスマナーの一つとして、挨拶状やお礼状の書き方はとても大切ですね。そういった手紙を書くときには、その季節にあった挨拶の言葉を使うのがマナーです。挨拶状やお礼状の書き方に大切な、季節の挨拶についての知識をつけて、ビジネスマンとしてのレベルを上げましょう!

季節の挨拶を使い分けてできるビジネスマンになろう!書き方のマナーなど!

目次

  1. 季節の挨拶の大切さ
  2. どんな手紙に季節の挨拶が必要?
  3. どこに季節の挨拶を入れる?
  4. 日本の季節の知識【新暦】
  5. 日本の季節の知識【旧暦】
  6. 春の季節の挨拶
  7. 夏の季節の挨拶
  8. 秋の季節の挨拶
  9. 冬の季節の挨拶
  10. 季節の挨拶でビジネスマナーはばっちり

季節の挨拶の大切さ

人との関係において、挨拶はとても大切なものです。直接顔を合わせて会った時の挨拶はもちろん、手紙などのやり取りにおいても、丁寧な挨拶は相手に良い印象を与えます。特にビジネスの場面においては、相手に良い印象を与えることは仕事や取引の流れをスムーズにすることにつながります。

直接会って言葉を交わす場合には、声の調子や表情などで好印象を与えられる可能性がありますが、書面でやり取りをする場合にはそういった情報は伝わらないので、文章で表現できる内容が印象のすべてになります。文章一つで良い印象を与えたり、印象を損なったりするなら、ビジネスマナーとして手紙の書き方をきちんと身につける必要がありますよね。

ここでは、ビジネスにおける手紙の書き方の中でも特に、季節の挨拶について解説していきます。四季折々の自然の美しさや情緒は、日本人として大切にしたい文化ですね。

そういった感覚が美しく表れている季節の挨拶を使いこなせると、手紙一つでも相手に与える印象はぐっと格上げされます。社会人として、ぜひ季節の挨拶の使い方について知識をつけ、使いこなせるようにマスターしましょう。

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どんな手紙に季節の挨拶が必要?

挨拶状に季節の挨拶を

ビジネスの場で必要になる手紙と言えば、やはり多いのは挨拶状でしょう。事務所の移転や社名の変更、担当者の変更など、仕事をする上で伝えなければならない連絡事項を含んだ挨拶状や、年末年始のご挨拶など季節によって必要になる挨拶状もあります。

単に連絡が必要な内容だけを書くのではなく、季節の挨拶が入っていた方が、きちんとマナーや教養を心得ているという感じがしてとても印象が良くなります。ビジネスにおいては、挨拶状一つでもないがしろにするべきではありません。

お礼状に季節の挨拶を

お礼状も、取引先やお客さまとのコミュニケーションとしてとても大切なものです。お礼状を出す際には、お礼をしたい出来事があってから出来るだけ早く、日を空けずに出すのがマナーです。そのように丁寧に感謝の気持ちを伝えることは、信頼感を築くことにつながります。

どこに季節の挨拶を入れる?

書き方の知識【頭語と結語】

通常、丁寧に手紙を書く際には「頭語」と「結語」という言葉を使います。頭語とは、「拝啓」や「謹啓」など、よく手紙の書きだしの一番最初に使われる言葉です。結語とは、「敬具」「拝具」など、手紙の一番最後に結びの言葉として使われるものです。

頭語と結語は、必ず一対で使われ、手紙の性質や相手と自分の関係によってふさわしい種類があります。一般的な手紙なら、「拝啓・敬具」「拝呈・拝具」といった組み合わせでOKです。相手が目上の人だったり、丁寧な手紙を書く場合には、「謹啓・敬白または謹言」「粛啓・謹言または敬白」などとするのが書き方のマナーです。

拝啓・拝呈・謹啓・粛啓などの頭語には、「謹んで申し上げます」という意味があり、丁寧に手紙の内容を始めるための言葉です。また、急ぎの手紙の場合には、「取り急ぎ申し上げます」という意味の「急啓」「急白」「急呈」といった頭語を使います。その際の結語は「早々」または「敬具」となります。

書き方の知識【季節の挨拶はどこに?】

季節の挨拶は手紙の冒頭部分、頭語のすぐ後に続けて書かれるのが基本です。例えば「拝啓 新緑の候…」といったような書き方です。季節の挨拶に続けてさらに、「貴社(皆様におかれましては)ますますご清祥(ご壮健)のこととお喜び申し上げます。」といった、安否の挨拶を入れると良いでしょう。

親しい間柄の人への手紙で頭語を使わない場合には、季節の挨拶から書き始める場合もあるでしょう。そういった場合には結語を使う必要もないので、「取り急ぎお知らせまで。」「またお会いしましょう。」というような簡単な言葉で手紙を結ぶこともあります。

日本の季節の知識【新暦】

季節の挨拶の具体的な言葉について知識を得る前に、そもそも日本の季節はどのように巡っているのかを改めて確認してみましょう。季節の考え方には、新暦と旧暦があります。新暦とは、明治6年以降に採用された考え方で、一年12か月を春夏秋冬の4つの季節に分けています。

3月・4月・5月が春、6月・7月・8月が夏、9月・10月・11月が秋、12月・1月・2月が冬です。私たちが感じる寒暖の移り変わりと大体一致しますね。ただ、手紙に使う季節の挨拶を決める基準としては、新暦の季節よりも旧暦の季節に従うことが多いです。

日本の季節の知識【旧暦】

旧暦では、新暦よりもより細かく季節を分けて考えます。現在の12月22日ごろである「冬至」の日を中心にして、一年を24等分した「二十四節気」が、旧暦での季節の目安です。それぞれの季節の始まりは「立春」「立夏」「立秋」「立冬」と呼ばれます。

「立春」は2月4日頃、「立夏」は5月6日頃、「立秋」は8月7日頃、「立冬」は11月7日頃です。現代に生きる私たちの感覚と比べると、季節をかなり先取りして巡っていくような感じですね。手紙に使う季節の挨拶は、リアルタイムで感じている季節感よりも先の季節の言葉になるようです。

春の季節の挨拶

2月の挨拶

2月4日頃の立春を迎えてからは、春の季節の挨拶を使います。「立春の折」「雪解の候」「梅花の候」など、季節の移り変わりを感じさせる挨拶や、「三寒四温の時節」「立春とは名のみの寒さ」「春寒ややゆるみ」など、寒さの変化についての挨拶などが良いでしょう。

3月の挨拶

3月には、「早春の候」「春陽の折」「春の彼岸の頃」などの挨拶が美しく季節を感じられておすすめです。

4月の挨拶

4月になるとますます暖かくなってきますから、「春暖の候」「春風の折」「春爛漫の候」「うららかな好季節を迎え」などの挨拶がおすすめです。また、春の寒さに焦点を当てて「花冷えの時節ではございますが」といった挨拶の言葉も良いでしょう。

夏の季節の挨拶

5月の挨拶

5月6日頃の立夏を迎えると、季節の挨拶は夏を感じさせる内容へと変化させます。「残春の候」「葉桜の折」など、春から夏へと季節が変わったことを感じさせる挨拶や、「青葉若葉の好季節」「牡丹の花が咲き誇り」など来たる夏の自然の生命力を感じさせるような挨拶が良いでしょう。

6月の挨拶

6月は梅雨の季節ですから、「入梅の候」「梅雨のみぎり」「長雨の折」など雨に関する挨拶の言葉が使えます。また、雨が降るごとにさらに暑い夏へと季節が移り変わっていくことを感じて、「雲の晴れ間の青空も輝かしく」「暑さ日増しに厳しく」などの挨拶も良いでしょう。

7月の挨拶

7月になると、さらに気温が上がって暑くなってきますね。「盛夏の候」「猛暑の折」「暑気厳しき折柄」「蝉の声に暑さを覚える今日此頃」などの挨拶は、夏の暑さの中で相手の様子を気遣うような気持ちも感じられて良いでしょう。

秋の季節の挨拶

8月の挨拶

8月7日頃の立秋を迎えると、季節の挨拶は秋のものを使うようになります。「残暑の折」「晩夏の候」「降るような蝉しぐれ」「空高く澄み渡り」などの挨拶がおすすめです。

9月の挨拶

9月には、「初秋の候」「爽秋の折」「秋色次第に濃く」「爽やかな季節を迎え」などの挨拶が良いでしょう。9月とはいえまだまだ暑いという時には、「残暑去り難く」といった挨拶もOKです。

10月の挨拶

10月になるとすっかり涼しくなってきますね。「秋涼の候」「秋麗の折」「菊花薫る時節」「秋色日毎に深まり」「天高く馬肥ゆる秋」などが、涼しい秋を感じさせる挨拶としておすすめです。

冬の季節の挨拶

11月の挨拶

11月7日頃の立冬を迎えると、季節の挨拶は冬のものを使うことになります。「晩秋の候」「残菊の候」「落葉の折」「冷気日毎に加わり」「鮮やかな紅葉の候」といった挨拶が良いでしょう。

12月の挨拶

12月になると、寒さも厳しくなってきますね。「寒冷の候」「初雪の折」「北風すさぶ季節」など、寒さを気遣う挨拶がおすすめです。また、12月は年末で何かと忙しい時ですから、「歳末ご多端の折」「年の瀬もいよいよ押し詰まり」といった挨拶も良いでしょう。

1月の挨拶

1月は新しい年を迎える時なので、「初春の候」「迎春の折」「麗らかな初日の光を仰ぎ」「松の内の賑わいも過ぎ」といった挨拶がおすすめです。

季節の挨拶でビジネスマナーはばっちり

季節の挨拶の使い方と種類について解説してきました。このようなマナーの知識を身につけることは、一般教養としてもとても大切ですし、人付き合いやビジネスの場でも自分の身を助けます。大人として、スマートにこのような季節の挨拶を使って手紙などが書けると良いですね。ぜひこの機会に新しい知識を身につけましょう!

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