メンズのスーツには、普段着る洋服とは違ってサイズが色々あってよく分からないと思っている方も多いはず。社会人になったらぴったりサイズのスーツを着てかっこよく決めたいと思いませんか。今回は、スーツのサイズの測り方や自分に合う選び方などをご紹介します。

スーツのサイズ表&測り方紹介!メンズスーツ選び方はこれでばっちり

目次

  1. スーツ選び、どうしていますか?
  2. 基本の服のサイズについて
  3. メンズの体型には区分がある
  4. スーツのサイズ表を細かく見ていこう
  5. メンズスーツのサイズ①細身体型のY体
  6. メンズスーツのサイズ②標準体型のA体
  7. メンズスーツのサイズ③ややゆとりのあるAB体
  8. メンズスーツのサイズ④ゆとりのあるBB体
  9. メンズスーツのサイズ⑤ぽっちゃり体型のE体
  10. メンズスーツのサイズ⑥一番大きいキングサイズのK体
  11. 自分の体型に合うスーツを見つけるには?
  12. スーツ選びのコツ①まずは自分でサイズを測る
  13. スーツ選びのコツ②スーツのシルエットもポイントに
  14. スーツ選びのコツ③出来るだけ店舗で試着&購入する
  15. スーツ選びのコツ④ポイントを押さえてバランス良く
  16. ぴったりサイズのスーツでかっこよく決めよう!

スーツ選び、どうしていますか?

ビジネスマンの必須アイテムでもあるスーツですが、ビシッとスーツを着こなしている人は出来るオトコに見える重要なポイントでもあります。いざメンズスーツを買いに行こうと思っても、メンズスーツ特有のサイズが色々あって困ってしまう、なんてことありませんか。

実際にスーツを試着してから購入するにも、スーツのサイズが分かっていないとなかなかぴったりサイズのスーツを見つけることは出来ませんよね。そんな悩めるメンズのために、スーツのサイズの測り方や失敗しないスーツの選び方をご紹介していこうと思います。自分のサイズを把握しておけば、スーツ選びも楽になりますよ。

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基本の服のサイズについて

メンズスーツのサイズと普段着ている洋服とはサイズの表記が異なります。まずはメンズの洋服のサイズから見ていきましょう。

S~LLまでのJISサイズとは

洋服の場合、女性や子供と同じようにSサイズ(又はXSサイズ)からサイズ表がJISで決められています。あくまでもJIS規格なのでメーカーやブランドによってサイズは異なります。基準となるサイズは下記の通りです。

Sサイズは、胸囲が80~88cm、身長が155~165cm、ウエストが68~76cmと小柄で細身な男性のサイズです。Mサイズは胸囲が88~96cm、身長が165~175cm、ウエストが76~84cmと標準的な体型のサイズです。Lサイズは、胸囲が96~104cm、身長が175~185cm、ウエストが84~94cmと少しぽっちゃり体型のサイズです。

LL(XL)は、胸囲が104~112cm、身長が175~185cm、ウエストが94~104cmで大柄な体型の方のサイズです。これ以降のサイズは、胸囲が8cmずつ、ウエストが10cmずつ大きくなっていきます。今では9Lサイズくらいまでの洋服を扱っているお店もあるので、ビッグサイズの男性でも洋服の選び方で困ることも少なくなってきましたね。

メンズの体型には区分がある

身長とウエストで体型区分が変わる

上記のサイズ表記はあくまでも普段の洋服のものなので、スーツの場合では異なってきます。身長とウエストでサイズを決めることは同じなのですが、区分が細かくJIS規格で設定されているので、この体型の区分を分かっていないとスーツ選びに時間がかかってしまうことがあります。

そうならないためにも、体型区分と単数表示について理解しておきましょう。スーツの試着が出来ないオンラインショップでスーツを購入する際の参考にもなりますので、覚えていて損はないと思いますよ。下記のサイズ表でスーツのサイズについて詳しく説明していくので、今までよく分かっていなかった方も理解して頂けると嬉しいです。

スーツのサイズ表を細かく見ていこう

紳士服売り場のスーツのサイズ表を見てみると、Y3やA5と書いてあってどれが自分に合うスーツサイズなのか分からないと思っている方も少なくないはず。面倒だから店員さんに聞いて選んでもらうという方もいらっしゃるかもしれませんが、ビジネスマンとしてはスーツサイズくらいは理解しておきたい部分でもありますね。

そんなややこしいスーツサイズを体型別で見ていきましょう。自分の体型区分を知るためのサイズの測り方や上手なスーツの選び方も後にご紹介しますので、是非参考になさってみて下さいね。

メンズスーツのサイズ①細身体型のY体

Y体(YA体)とは、細身の方向けのサイズになります。身長を5cm間隔で分けた単数表示は7つあります。身長が160cm、ウエストが72cmの方は「Y3」、身長が165cm、ウエストが74cmの方は「Y4」、身長が170cm、ウエストが76cmの方は「Y5」というサイズ表記になります。

身長が175cm、ウエストが78cmの方は「Y6」、身長が180cm、ウエストが80cmの方は「Y7」、身長が185cm、ウエストが82cmの方は「Y8」、身長が190cm、ウエストが84cmの方は「Y9」というサイズ表記になります。好みにもよりますが、痩せている方はゆったりめになる標準体形のA体より、体型に合うY体の方がシャープに見えるスーツになると思います。

メンズスーツのサイズ②標準体型のA体

標準体型の人は「A体」と言います。A体の人のサイズは、身長が160cm、ウエストが76cmの方は「A3」、身長が165cm、ウエストが78cmの方は「A4」、身長が170cm、ウエストが80cmの方は「A5」、身長が175cm、ウエストが82cmの方は「A6」というサイズ表記になります。

身長が180cm、ウエストが84cmの方は「A7」、身長が185cm、ウエストが86cmの方は「A8」、身長が190cm、ウエストが88cmの方は「A9」というサイズ表記になります。Y体とウエストが4cm違くなりますが、ゆったりとスーツを着たい場合にはウエストが少し大きくてもサイズ直しをしてもらえるスーツ店も多いので頼んでみるのも良いでしょう。

メンズスーツのサイズ③ややゆとりのあるAB体

ウエストがやや太めの方や、ゆったりとスーツを着たい方は「AB体」がおすすめです。AB体も単数表示は3~9までで、身長が160cm、ウエストが82cmの方は「AB3」、身長が165cm、ウエストが84cmの方は「AB4」、身長が170cm、ウエストが86cmの方は「AB5」、身長が175cm、ウエストが88cmの方は「AB6」というサイズ表記になります。

身長が180cm、ウエストが90cmの方は「AB7」、身長が185cm、ウエストが92cmの方は「AB8」、身長が190cm、ウエストが94cmの方は「AB9」というサイズ表記になります。

メンズスーツのサイズ④ゆとりのあるBB体

少しぽっちゃりな方や身長はそれほどなくがっちりした体型の方におすすめなのが「BB体」がおすすめのスーツサイズです。身長が160cm、ウエストが90cmの方は「BB3」、身長が165cm、ウエストが92cmの方は「BB4」、身長が170cm、ウエストが94cmの方は「BB5」、身長が175cm、ウエストが96cmの方は「BB6」というサイズ表記になります。

身長が180cm、ウエストが98cmの方は「BB7」、身長が185cm、ウエストが100cmの方は「BB8」、身長が190cm、ウエストが102cmの方は「BB9」というサイズ表記になります。

メンズスーツのサイズ⑤ぽっちゃり体型のE体

普段から大きいサイズの洋服を着ている方におすすめなスーツサイズが「E体」です。ぽっちゃり体型の方向けで、身長が160cm、ウエストが96cmの方は「E3」、身長が165cm、ウエストが98cmの方は「E4」、身長が170cm、ウエストが100cmの方は「E5」、身長が175cm、ウエストが102cmの方は「E6」というサイズ表記になります。

身長が180cm、ウエストが104cmの方は「E7」、身長が185cm、ウエストが106cmの方は「E8」、身長が190cm、ウエストが108cmの方は「E9」というサイズ表記になります。

メンズスーツのサイズ⑥一番大きいキングサイズのK体

メンズスーツの中で一番大きいサイズがキングサイズで「K体」となります。身長が高くてウエストも大きい人向けです。K体は身長が170cmから185cmまでの人が対象です。それ以上になると日本のスーツブランドだとオーダーメイドになると思われます。海外ブランドだともっと大きいサイズが存在することもあるので、そういった選択肢も考慮しても良いと思いますよ。

K体は単数表示が5から8までで、身長が170cm、ウエストが112cmの方が「K5」、身長が175cm、ウエストが117cmの方が「K6」、身長が180cm、ウエストが122cmの方が「K7」、身長が185cm、ウエストが127cmの方は「K8」というサイズ表記になります。商品によってはアジャスターが付いているので、多少ウエストが前後しても大丈夫なようになっています。

自分の体型に合うスーツを見つけるには?

メンズスーツの体型区分と単数表示を見てきましたが、自分の体型を知るためには体のサイズを知っておかなければなりません。また、スーツにはジャケットのシルエットにも違いがあり、着た時にバランスが取れているかも重要になってきます。スーツの試着をしないとフィッティングポイントを抑えられているかが分かりません。それでは、失敗しないスーツの選び方をご紹介していきます。

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スーツ選びのコツ①まずは自分でサイズを測る

スーツの選び方で失敗しないためには、自分のサイズをあらかた知っておく必要があります。サイズの測り方によって若干変わってしまうことがあるので、うまくいかない場合にはスーツ販売店の店員さんにサイズを測ってもらいましょう。

ウエストのサイズの測り方

ウエストのサイズの測り方ですが、メジャーを用意します。そしたらおへそ回りにぐるっとメジャーを回して測ります。この測り方はスーツの場合です。スーツのスラックスは股上が深いのでおへそのあたりで測るのがベストです。スーツ以外の洋服で、ジーンズなどの股上が少し浅めのタイプの服の場合には、おへそより3cm程度下のあたりを測る測り方をします。

自分でウエストを測る時、意外とメジャーが曲がっていて正しい測り方を出来ていないことがあります。正しい測り方をするには、鏡の前に立ってメジャーが床に対して平行になっているかを確認しながら行います。ぎゅっと締めて測ると、そのサイズで購入したスーツを着たときにウエストがきつく感じることがあるので自然に測りましょう。

スーツ選びのコツ②スーツのシルエットもポイントに

スーツ姿の印象が変わる

スーツの選び方の2つ目のコツとして、スーツのシルエットがあります。すっきり見せるスリムシルエットとゆったりとした感じになるベーシックシルエットがあります。スーツブランドや商品によってはゆったりシルエットになるタイプのスーツも売られていると思いますが、スーツにも流行があったりするのでお店の方に確認してみて下さい。

スリムシルエットのスーツは、ジャケットの着丈が短めなので若い人向けですが、カジュアルなイメージを与えてしまうので気を付けたいポイントです。ベーシックタイプはいわゆる普通のスーツのシルエットですので、誰にでも合う形になっています。

スーツ選びのコツ③出来るだけ店舗で試着&購入する

スーツのサイズに不安がある方にはおすすめ

自分で測ってみてもサイズが合ってるのか心配、という方もいらっしゃると思います。そういう方は一度スーツ店で測ってもらってサイズを確かめて、それから試着して購入するという流れが一番良いかと思います。購入するまでに至らなくても、店員さんが嫌な顔をしたりすることはありませんので頼んでみると良いでしょう。

メーカーでスーツのサイズが違うことも

スーツは商品によって若干サイズが変わってくることがあります。オンラインショップで素敵なスーツを安く手に入れたい気持ちも分かりますが、ちょうどいいサイズのスーツを買いたいという場合には、やはり店舗で試着してみるのがベストです。

自分のサイズが分かっていていざ試着してみたら、何となくきつかったりしっくりこないことも良くある話ですので、試着しやすい恰好でお店に足を運んでみて下さい。スーツを着た感じがよく分かるようにワイシャツを着てくのをおすすめします。

スーツ選びのコツ④ポイントを押さえてバランス良く

フィッティングポイントで着心地を確かめること

スーツを着る際には、全体のバランスが取れているかも重要になります。まずはスーツジャケットの肩です。ジャケットの肩より自分の二の腕が出てしまっていると窮屈に感じます。腕を上げたときに肩に窮屈さを感じないスーツを選びましょう。

次に、正面から見たときのバランスです。スーツジャケットのVラインがきれいに見えないとサイズが合っていないスーツを着ているような印象を与えます。ボタンを留めたときに突っ張ったりしてシワになっていないか、反対に緩すぎてブカっとしていないかをチェックします。ジャケットの中にこぶし1個分くらい入るのがちょうどいいサイズと言われています。

3つ目の選び方のポイントは、袖の長さです。洋服の場合、袖の長さはあまり気にならないかもしれませんが、スーツのジャケットの袖が長すぎると不格好に見えてしまいます。スーツの袖の長さは、腕を下ろした状態でワイシャツが1cm程度見えているくらいがベストです。

4つ目の選び方のポイントは、着丈です。着丈とは、襟の付け根部分から裾までの長さのことを言います。お尻が見えるくらいの短い着丈のスーツも流行であるのですが、そのスーツを長く着たいという場合には、お尻が隠れるくらいの長さの着丈のスーツを選びましょう。

5つ目の選び方のポイントは、ウエスト部分です。ウエストで体型区分を見つけますが、ジャストサイズよりは若干余裕のあるサイズのスーツを選んだ方がベストです。ベルトを締めた時に手のひらが入るくらいのサイズがスラックスを綺麗に履くことが出来ます。サイズが合っていないと、ベルトを締めた時にシワが寄ってしまったり、ポケットが開いてしまったりして恰好悪くなってしまいます。

6つ目の選び方のポイントは、お尻周りです。男性の場合、ウエストに対してお尻が大きい方はあまりいらっしゃらないとは思いますが、きつ過ぎずかといってもたつき過ぎない程度のスラックスを選びましょう。太ももがパツパツにならないようにも気を付けましょう。

最後のポイントは、スラックスの丈です。これは個人差があるのでお店の方で調整してくれますが、靴を履いた時に若干裾が靴に乗るくらいの長さが座った時に靴下が見える範囲が減ります。長めを好む方も短めを好む方もいらっしゃいます。ここの部分は好みですのが、迷ったら標準的な長さで仕上げてもらうと良いでしょう。

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ぴったりサイズのスーツでかっこよく決めよう!

スーツのサイズ表と測り方・選び方についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。スーツには体型に合わせた区分があって、初めてスーツを買う際には戸惑ってしまうかもしれません。身長はあまり変わることはないとは思いますが、ウエストは年齢を重ねるごとに変化をしていきます。

自分のサイズを把握しておくことでスーツ選びが大変になることはなくなります。オンラインショップで購入する際にはサイズを知っておくことが重要になりますしね。沢山試着をして購入したいという方もいらっしゃるとは思いますが、時間がないビジネスマンも多いと思います。自分に合うスーツを見つけて、出来るビジネスマンを目指してください!


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