3歳牝馬最大タイトルの一つ桜花賞。競馬好きとしては待ち遠しいクラシック競走の桜花賞ですが過去10年の傾向はどんなものなのでしょう。データから傾向を見ることができるのでしょうか?過去10年のデータから傾向を探り2017年のレースと比較してみたいと思います。

桜花賞の過去10年の傾向は?データをまとめて2017年の桜花賞と比較!

目次

  1. そもそも桜花賞とは?
  2. 桜花賞のトライアルレースとは?
  3. 過去10年の桜花賞を振り返る
  4. 過去10年の桜花賞の人気から見る傾向
  5. 過去10年の桜花賞へのトライアルレース組みの傾向
  6. 過去10年の桜花賞の血統から見る傾向
  7. 2017年桜花賞の結果
  8. 過去10年の桜花賞の傾向と2017年桜花賞の結果を比較!
  9. 過去10年の桜花賞馬のその後
  10. 2017年桜花賞出走組みの今後

そもそも桜花賞とは?

競馬における桜花賞とはクラシック競走(皐月賞、東京優駿、菊花賞、桜花賞、優駿牝馬)とも呼ばれ、牝馬三冠(桜花賞、優駿牝馬、秋華賞)に数えらる3歳牝馬にとっての最大タイトルの一つ「桜の女王決定戦」として知られています。

イギリスの1000ギニーというレースをモデルとして、最もスピードのある牝馬(メス馬)を選定するため、4才(現表記3歳)牝馬限定のレースとして1939年に「中山4歳牝馬特別」が創設されました。1947年に京都競馬場に、1950年に阪神競馬場に開催を移し、現在に至ります。1991年は改修工事、1995年は阪神・淡路大震災による復旧工事で京都競馬場にて開催されていました。

桜花賞のトライアルレースとは?

トライアルレースとは本番レースの前哨戦で、さらに先着馬には優先出走権が与えられるレースのことを指します。桜花賞のトライアルレースは3つあります。①チューリップ賞(GⅢ・阪神競馬場 1600m)3着まで②アネモネステークス(オープン・中山競馬場 1600m)2着まで③・フィリーズレビュー(GⅡ・阪神競馬場 1400m)3着までです。

とりわけチューリップ賞は桜花賞と同じ条件(阪神競馬場 1600m)で行われる為、過去の傾向を見ても、3歳牝馬の主役級が出走することが多いので、桜花賞攻略の為の重要な参考レースと言えるでしょう。

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過去10年の桜花賞を振り返る

様々な歴史がある桜花賞。その中で10年間を振り返ると一言で言ってもとても難しいという競馬ファンが多数います。そんな中で2016年のジュエラー×シンハライト、2014年のハープスター×レッドリヴェール、2007年ダイワスカーレット×ウオッカが人気が高いと言われています。

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過去10年の桜花賞の人気から見る傾向

過去データでみると荒れがちな桜花賞

クラシック競走は全て3歳限定戦です。(皐月賞、東京優駿、菊花賞、桜花賞、優駿牝馬)馬齢で3歳は人間でいうと高校生くらいと言われており、さながら甲子園やインターハイなどのイメージでしょうか。また、桜花賞は牝馬限定戦ということもあり、この時期の3歳牝馬は体調が日々刻々と変わりやすく、競馬においても「荒れやすいレース」と言われることが多いですが、過去の傾向から検証してみました。

1番人気の勝率はおよそ30~35%と言われており、1番人気の連対(1着もしくは2着)率はおよそ50%と言われています。

過去10年の桜花賞を見てみると、1番人気の勝率は30%(3勝)、1番人気の連対率は50%(3勝2着2回)ということから実は1番人気の信用度は他のレースと比べても特別見劣りするものではありません。しかし、2008年には12番人気、15番人気が連対し、2010年には11番人気が3着に入り、2013年には14番人気が3着に入っていることから見ると人気薄でも侮らないというのは攻略のポイントと言えるかもしれません。

過去データでみると2016年の1番人気(単勝オッズ1.5倍)のメジャーエンブレムが4着、2015年の1番人気(単勝オッズ1.6倍)のルージュバックが9着、と、単勝オッズ1倍台の圧倒的支持を請けた馬が勝てなかったことから「荒れるレース」のイメージがついているのかもしれません。

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過去10年の桜花賞へのトライアルレース組みの傾向

トライアルレースが攻略の鍵だと言われる桜花賞

桜花賞と同じ条件(阪神競馬場 1600m)で行われる「チューリップ賞」、トライアルレースでは一番格の高い(GⅡ)「フィリーズレビュー」、重賞競走ではないが、関東唯一のトライアルレース「アネモネステークス」。過去の傾向からどのトライアルレースが最も桜花賞の実績があるかを比較してみました。

過去データでみても攻略の最重要はチューリップ賞!?

過去10年の3着以内(計30頭)の内、前走にチューリップ賞を使っている馬が実に17頭でした。フィリーズレビューは3頭、アネモネステークスは1頭という結果から見ると、トライアルレースから見る傾向は圧倒的にチューリップ賞出走組みが優勢と言えます。

意外にもトライアルレース以外からの出走組みが侮れない…

過去には89年シャダイカグラ、90年アグネスフローラ、91年イソノルーブル、97年キョウエイマーチ、98年ファレノプシス、07年ウォッカ、11年マルセリーナ、数々のクラシックホースを排出した登竜門レースとして知られる「エルフィンステークス」や、過去10年だけを見ても3着内に4頭と好成績な「クイーンカップ」など、トライアルレース以外からの出走組みも侮れなません。

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過去10年の桜花賞の血統から見る傾向

血統も実力として攻略

競馬は「ブラッドスポーツ」と呼ばれるほど、血統が重要視されます。父馬や母馬(母の父)などから、得意または苦手な距離や馬場などの影響を受けることが多く、また、それを元に予想を立てる人もいるほどです。実際に桜花賞にはどのような傾向があるか見てみましょう。

圧倒的に強いディープインパクト産駒

種牡馬入りして、初年度産駒(2011年マルセリーナ)でいきなり優勝以来、なんと4年連続で桜花賞を勝ち、2015年、2016年も2着、3着の馬券圏内は外したことがなく、過去6年の3着内率は(18頭中9頭)、実に50%となります。信頼度においてはNo.1と言わざるを得ません。

過去データではダントツ

また、ディープインパクト以外のサンデーサイレンス系産駒も実績があり、過去10年で(ディープインパクト含む)30頭中19頭と、アパパネが優勝した2010年以外は全てサンデーサイレンス系産駒が馬券に絡む結果となっています。

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2017年桜花賞の結果

2017年桜花賞はなんと、単勝オッズ1.4倍に支持された怪物ソウルスターリングが敗れるという波乱でした。そして買ったのは伏兵レーヌミノル、鞍上池添謙一騎手。当日の朝まで降っていた雨が影響し、稍重の馬場を味方にレーヌミノルが好位から早め抜け出し、見事怪物ソウルスターリングらの追撃を抑え、春の女王の座を掴みました。

過去10年の桜花賞の傾向と2017年桜花賞の結果を比較!

過去の人気と比較してなんと、2015年(ルージュバック 1.6倍=9着)、2016年(メジャーエンブレム 1.5倍=4着)に引き続き、今年も1.4倍と圧倒的支持を受けたソウルスターリングが敗れるという波乱に…しかし、今年は3着に入り、馬券圏内にはなんとか残りました。

攻略のため過去の前走傾向と比較して今年もチューリップ賞出走組みが2頭馬券に絡み、やはりチューリップ賞からの参戦が優勢というデータに。

血統面で過去と比較すると、2017年はディープインパクト産駒が2頭しか出走登録がありませんでした。その内の1頭(サロニカ)は直前で出走を取り消しをしたため、ディープインパクト産駒はカワキタエンカ(7着)だけでした。これにより、ディープインパクト産駒はデビュー以来初めて桜花賞で馬券圏内に入らなかったことになります。

優勝したレーヌミノル(父ダイワメジャー)、2着のリスグラシュー(父ハーツクライ)は共にサンデーサイレンス系で、日本競馬におけるサンデーサイレンスの偉大さを改めて感じますね。

過去10年の桜花賞馬のその後

桜花賞は牝馬3冠の第1戦目になります。したがって、3冠牝馬への挑戦権は桜花賞馬だけに与えられる特権とも言えます。牡馬(オス馬)では、1冠目(皐月賞)の勝ち馬は怪我などがない限り、ほぼ2冠目(東京優駿=日本ダービー)に挑戦しますが、牝馬の場合は、毎年のように「距離の壁」というものが話題に上がります。

桜花賞は1600mと、短距離戦であるのに対し、優駿牝馬(オークス)は2400mと中長距離戦となり、特に3歳牝馬にとってはほとんどの馬が未知の距離となることから、血統や体型、走り方などを総合的に判断して攻略をたてます。

距離だけで攻略するとなれば、次走は桜花賞と同距離の「NHKマイルカップ」を選びたいところです。しかしNHKマイルカップは牡馬混合戦となることと、日程も優駿牝馬(=オークス)よりも早い時期の為、レース間隔が短くなることも考慮したいものです。

そして何よりも優勝馬にだけ与えられた2冠、3冠への挑戦を競馬関係者のみならず、我々競馬ファンも期待しており、優勝馬のほとんどが優駿牝馬(=オークス)へ挑戦しています。

2017年桜花賞出走組みの今後

2017年の桜花賞上位3頭は全て優駿牝馬(=オークス)へ出走しました。注目は桜花賞馬レーヌミノルの2冠達成か、怪物ソウルスターリングのリベンジか、アドマイヤミヤビ、リスグラシューなどの評判馬がそれに割って入るかでした。

終わってみればソウルスターリングが直線鮮やかに抜け出し、怪物の名に相応しい快勝でした。レーヌミノルはやはり距離不安視の声があったように優駿牝馬(=オークス)では結果が出せませんでした。秋には毎日王冠から天皇賞(秋)へ進み、古馬(4歳以上)に挑戦するとも噂されていますが、引き続き注目されることでしょう。


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