男であればプラモデルへの憧れは一度は持つと思います。しかしプラモデルは初心者からすれば難道具を揃えるのにお金が掛かりそうなイメージが強いですよね。しかし基本の入門モデルを作る分には技術もお金も大して掛からないので今回は初心者向けプラモデル入門を紹介します。

プラモデル初心者に必要な道具や準備・初期費用~組み立て基礎など紹介

目次

  1. プラモデルは男性におすすめの趣味
  2. プラモデルは初心者でも費用は安く済む?
  3. 初心者におすすめのプラモデルとは?
  4. 初心者におすすめのプラモデル道具①ニッパー
  5. 初心者におすすめのプラモデル道具②接着剤
  6. 初心者におすすめのプラモデル道具③ヤスリ
  7. 初心者におすすめのプラモデル道具④デザインナイフ
  8. 初心者におすすめのプラモデル道具⑤ピンセット
  9. 初心者におすすめのプラモデル道具⑥スプレー塗料
  10. 初心者におすすめのプラモデル道具⑦筆
  11. 初心者向けプラモデル組み立て入門①ゲート処理
  12. 初心者向けプラモデル組み立て入門②合わせ目処理
  13. 初心者向けプラモデル組み立て入門③接着
  14. 初心者向けプラモデル組み立て入門④塗装
  15. プラモデルは初心者でも作れる!

プラモデルは男性におすすめの趣味

男性なら幼い頃に人気アニメガンダムのプラモデルを作った事がある人もけっこういらっしゃるのではないでしょうか?上手い人が作った完成品を見るのはもちろんのこと、プラモデルは作り上げる楽しみが大きい遊びであるので趣味としても最適です。何も一気に作らなくても空いた時間に少しずつ組み立てる事ができるので年齢を問わず楽しめる趣味だと言えますね。

きっと大人になってプラモデルを作る事が無くなってしまった人でも機会さえあればまたプラモデルを趣味にしたいと考えている人はきっといると思います。しかしプラモデルはイメージとしてまた作りたいと思っても費用が掛かりそう、とか難しそう、といった気持ちが先行してなかなか購入までは至らない人も多いでしょうね。

しかし最近の入門用プラモデルは誰でも作りやすいように設計されているものが多く、道具も100円ショップで多くのものが揃うようになっているので以前のイメージほど難しくはないですし、初期費用も比較的安く済む場合が多くなっています。したがってプラモデルは今からでもすぐに始められる趣味だと断言することができます。

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プラモデルは初心者でも費用は安く済む?

上記の通りプラモデルに必須の道具は決して少なくはないですが、こだわりさえなければほとんどの道具類は100円ショップで揃えることができます。おそらく必須道具だけを揃えるなら初期費用1,000円前後で揃うのではないでしょうか。塗装などに少しこだわりたい場合でも3,000円以内で済むでしょう。他の趣味と比較して安上がりに済む場合が多いのです。

プラモデル本体の値段はピンからキリまであります。安いものでは数百円の物もありますし、高いものでは数万円することもあります。しかし多くのプラモデルは1,000円前後~4,000円前後で手に入ることが多いですね。入門用の簡単なプラモデルであれば大体1,000~2,000円くらいの価格を見積もっておくと作りやすいものが手に入ると思います。

初心者におすすめのプラモデルとは?

プラモデルと一口に言っても様々な種類がありますが、まったくプラモデルを作った事のない初心者が入門用に作るならおすすめはやはりガンダムのプラモデル、いわゆる「ガンプラ」がおすすめです。ガンプラはパーツをはめ込んで作るタイプのプラモデルで接着剤が不要、さらに色分けもある程度最初から行われているので「素組み」でも十分に美しい作品が作れます。

ガンプラで入門用として特におすすめなのは「HG」と呼ばれる最も基本的なグレードのガンプラです。価格が1,000円で安価ですし組み立てもシンプルなのでプラモデルの組み立て基礎をしっかり学ぶことが可能になっています。初心者が迷ったらまずこのHGガンプラを選んでみるといいでしょう。

ガンプラ以外のプラモデルは基本的に接着剤を使用して作成することになります。その中でおすすめは「戦車」プラモデルですね。一見戦車プラモは難しそうに見えますが、構造がシンプルで何より基本的に戦車は一色塗装なので塗装も簡単です。値段も2,000円~3,000円とそこまで高価なものでもありません。

初心者におすすめのプラモデル道具①ニッパー

それではプラモデルを作成する際に必須の道具を紹介していきましょう。プラモデルを作る際にまず必要なのは部品を切り離すのに使う「ニッパー」です。はさみではプラスチックを切るのは困難ですので必ずニッパーを用意して部品を切り離すようにしましょう。またプラモデルには稀にプラスチック以外の素材が使われることもありますが、その際にもニッパーは役立ちます。

基本的にプラモデルの部品を切り離すだけの目的であれば100円ショップに販売されているニッパーでも構いません。ただ余裕があるならプラモショップなどでプラスチック専用のニッパーを買うといいでしょう。プラスチック用のニッパーは先が繊細な作りになっていて狭い所や細かい局面でもしっかりと刃先を滑り込ませて切断する事が可能なため便利です。

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初心者におすすめのプラモデル道具②接着剤

ガンプラ以外のプラモデルを作るのであれば接着剤も必須の道具です。プラモデルの接着剤にも色々な種類がありますが基本的には有名な「タミヤ」の白いキャップがついたプラモデル用接着剤を買っておけば間違いはありません。170円くらいで売っています。また匂いが気になる方は柑橘系の匂いがついているタミヤの「リモネン接着剤」を選ぶのもおすすめです。

また接着剤には「流し込み」というタイプもあり、こちらは通常の接着剤よりサラサラとしていてすでにパーツが組み合っている部分に流し込むようにして使用するタイプです。こちらも活躍する機会は結構ありますね。プラモデルは部品やパーツによっては瞬間接着剤を使う事もありますが、瞬間接着剤は強力過ぎるので特定の状況以外は使用しない方がいいです。

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初心者におすすめのプラモデル道具③ヤスリ

プラモデルを作る際は「ヤスリ」も必須道具の一つですね。ヤスリは後述する「ゲート処理」というパーツを奇麗に整える際に必須の道具になっています。初心者の方は塗装のない(もしくは少ない)入門用プラモデルを組み立てる機会が多いかと思いますのでヤスリ、及びゲート処理はしっかり行わなくてはいけません。

できればサンドペーパーとも呼ばれる紙ヤスリと取っ手が付いた工具の一種である棒ヤスリの両方を用意しておくといいです。紙やすりは主に仕上げ、棒ヤスリはバリ(ニッパーで切断した部分の残り)を取るのに有効ですね。どちらもプラモデル用のものを用意できればベターですが、100円ショップでも手に入るのでそれでも問題はありません。

初心者におすすめのプラモデル道具④デザインナイフ

プラモデルの「ゲート処理」という意味ではデザインナイフも必須の道具に入るでしょう。デザインナイフとは通常のカッターナイフとは違いより細かく精密な作業ができるようになっているナイフのことで先端を用途に合わせて取り換えられるようになっているタイプも多く、プラモデルのゲート処理においてとても役に立ちます。

店によっては100円ショップでも売っていますし、それなりに質の高いデザインナイフでも300円前後で手に入ったりするのでプラモデル初心者でもデザインナイフは揃えておくべきでしょう。ゲート処理以外にもデカール(シール)の台紙を切ったり紙やすりを使いやすいサイズに切ったりと何にでも使える便利な道具だと言えますね。

初心者におすすめのプラモデル道具⑤ピンセット

プラモデルは上記のように入門用の製品であれば初心者でも簡単に組み立てる事ができます。しかしながらそうは言っても要所で精密な作業をしなければならないにも事実ですよね。そんな際に役に立つのが「ピンセット」です。小さな部分の組み立てや、細いパーツの折り曲げ・保持、塗装の際の持ち手、デカール貼りとあらゆる場面で活躍してくれます。

ピンセットがあるのとないのでは精密作業の際の効率が段違いなのでプラモデル初心者上級者問わず必ず用意するようにしたいですね。一応100円ショップでもピンセットは手に入れることができるのでそれを使用するのも問題はありませんが、プラモデル用により精密に力が伝わる製品もあるので余裕があればそちらを手に入れておくとよりいいです。

初心者におすすめのプラモデル道具⑥スプレー塗料

ガンプラなどは組み立てるだけで一定のクオリティを出せる製品ではありますが、やはりプラモデルは慣れてきたら塗装にもこだわりたいですよね。プラモデルの塗装方法は大きく分けて「スプレー塗装」、「筆塗り塗装」、「エアブラシ塗装」の3つに分かれますが、初心者にもおすすめで最も簡単な塗装方法はスプレー缶を使った塗装になります。

スプレーは大きい範囲を強い噴出力で一気に塗装できるため、戦車や戦闘機、戦艦といった色が単一になりやすいプラモデルでは特に有効な塗装手段です。ガンプラでもマスキングテープ(塗りたくない所を隠すテープ)を使えば十分にスプレー缶も有用ですね。色もものすごい数販売されているので初心者はまずスプレー缶で基本塗装をするのがいいでしょう。

初心者におすすめのプラモデル道具⑦筆

上記のスプレー缶のデメリットとしては細かい塗装には向かないということが挙げられますが、細かいパーツの塗装をしたいのであれば筆塗りもおすすめです。筆は丸筆と平筆をいくつか用意しなければなりませんが、100円ショップでセットで販売しているので最初の内はそれでも十分に筆塗りには有用です。

筆の他に塗料と薄め液、ペイント皿が必要になります。ただ筆塗りはムラが出やすくエアブラシ塗装やスプレー塗装に比べて技術的に難しいので初心者の内は細かいパーツを塗るくらいに留めておきましょう。大きい範囲を塗装するならエアブラシやスプレー缶塗装の方がおすすめですが、エアブラシは数万円と値段が高いので初心者には敷居が少し高いです。

初心者向けプラモデル組み立て入門①ゲート処理

上記の道具を揃えたらいよいよ組み立てです。ここではプラモデルの組み立て方法の基礎を紹介したいと思います。まずは「ゲート処理」です。ゲート処理はプラモデルのパーツをランナー(パーツがついている枠組みのようなもの)からニッパーで切り離し、デザインナイフを使ってバリ(切り離した余りの部分)を削り、ヤスリで整える作業になります。

このバリとゲート処理をしっかりしておかないとバリの出っ張りが邪魔をして組み立て自体説明書通りにいかなくなってしまうこともありますし、なにより完成品が全く美しくなくなってしまいます。このゲート処理はプラモデルの作業の中でも最も基本的で上級者ほどこだわるポイントですので初心者の内からしっかりゲート処理をする癖をつけておきましょう。

初心者向けプラモデル組み立て入門②合わせ目処理

ゲート処理が終わったらパーツを組み立てていく作業になりますが、組み立ての際に気になるのが「合わせ目」です。合わせ目はパーツ同士の接着面にどうしてもできてしまう溝のことですね。プラモデルは当然パーツ同士を張り合わせるのでこの合わせ目ができてしまうのは多少仕方ない事なのですが、ここを処理するのとしないのでは出来上がりに大きく差が生まれます。

合わせ目処理で最もポピュラーなのはタミヤの接着剤を使用した方法です。上記に紹介したタミヤの接着剤は「プラスチックを溶かすことで接着する」タイプの接着剤です。これを合わせ目の「両側」に接着剤がはみ出るように多めに塗り、そのまま一週間ほど放置してその部分をヤスリで削ると合わせ目が奇麗に消えます。

塗装前提ですし、接着剤が完全に固まるまで一週間ほど掛かるなど手間は掛かりますが、これをやっておくと非常にきれいにプラモデルが完成するので合わせ目消しも是非実行していきたいテクニックの一つだといえますね。なお最近のガンプラは上手く合わせ目が出ないような構成になっているものも多いのでその場合は合わせ目消しはいりません。

初心者向けプラモデル組み立て入門③接着

ガンプラ以外のプラモデルを作成するときは上記の合わせ目消しはもちろんのこと、組み立ての際に普通に接着剤を使うことになります。タミヤの接着剤は性能が高いので基本的に塗って張り合わせるだけで十分強度の高い接着ができます。

コツとしては接着剤を塗ってから一呼吸置いてパーツを張り合わせる事です。一呼吸置いてからパーツを張ると接着剤がわずかに乾燥し、塗って即張り合わせるより簡単にくっつきます。

もし瞬間接着剤で強力に接着したい場面があった場合、かならず細い針金やいらなくなったランナーの破片などに一旦取ってから少しずつ使用しましょう。チューブから直接瞬間接着剤を出してつけようとすると一気に本体にぶちまけられてプラモ自体だめになってしまうリスクがあるためですね。

初心者向けプラモデル組み立て入門④塗装

初心者におすすめの塗装方法はスプレー缶と狭いエリアの筆塗りということはすでに紹介しましたが、スプレー缶で塗装する際のコツはプラモとスプレーの距離を20cmくらい保ち、平行にサーっと薄く塗るという行為を数回繰り返す事です。距離が近いと垂れてしまいますし、遠いとプラモデルに届く前に塗料が乾いて定着しにくいです。また一点集中して塗装するのもよくありません。

筆塗りのコツは一回で塗り切ろうとしないことです。プロモデラーでも筆塗りは一回塗って乾かして今度は逆方向から塗って乾かして今度は横から…というように何度も何度も塗りを重ねてムラを無くしていくものなので塗ってからしっかり乾燥させて何度も塗りを重ねていくという手順を意識するといいでしょう。

プラモデルは初心者でも作れる!

紹介してきたようにプラモデルは道具の準備に掛かる費用もこだわりがなければそこまでかからないですし、素組みや簡単な塗装だけなら初心者でも簡単にできます。幼い頃に作ったプラモデルの世界にもう一度ハマりたいという方は一度簡単な道具と入門用のプラモデルを用意して一つ作り上げてみてはいかかでしょうか。

一人でできる趣味を探そう!大人の時間を楽しむおすすめの趣味は? | MensModern[メンズモダン]

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