メディアミックスという言葉をご存知でしょうか?よくアニメやゲームなどの宣伝の際に、使われている言葉ですよね。今回はメディアミックスにスポットを当て、意味や戦略的なメリットを、分かりやすくお伝えしていこうと思います。ぜひ、参考にしてみてください。

メディアミックスって何用語?アニメ化や戦略的メリットとは?

目次

  1. メディアミックスを知り、知識を深めよう
  2. メディアミックスとはどのような用語なのか?
  3. メディアミックスは現代だからこそ、求められている
  4. メディアミックスの特徴とは?
  5. メディアミックスには多種多様な展開がある
  6. メディアミックスで成功した例を見ていこう!
  7. 近年のメディアミックスは、音楽化も流れの1つ
  8. メディアミックスされにくい作品はあるのか?
  9. メディアミックスのメリットとデメリットについて
  10. 【まとめ】メディアミックスを知り、作品の世界に浸ろう!

メディアミックスを知り、知識を深めよう

メディアミックスという言葉、頻繁に聞かれるようになったのは、最近になってからだと思います。ちょっと難しい響きがある言葉ですが、どのような用語なのでしょうか?今回は、メディアミックスにスポットを当て、用語の解説や戦略的な意味などを分かりやすく、お伝えしていきます。現代用語の1つとして、しっかりと覚えていきましょう。

メディアミックスとはどのような用語なのか?

複数のメディアを組み合わせる!それが「メディアミックス」

メディアミックスという用語の本来の意味は、広告業界で宣伝にテレビ・ラジオ・新聞などのメディア(媒体)を組み合わせることを言います。複数のメディアを組み合わせることで、より、多くの人にメッセージを伝え、深く宣伝できます。例えば、新聞広告だけの宣伝になりますと、新聞を読まない人には伝わりません。

ここで、テレビCMの宣伝方法を加えれば、新聞を読まない人にも伝えられます。また、新聞を読み、テレビを見る人には、二重に宣伝できるようになるのです。これがメディアミックスの本来の意味なのですが、現在のメディアミックスは、少し違った形で使われるようになっています。これはどういうことでしょうか?

現代の日本でメディアミックスと言うと、サブカルチャーの1つの分野を指します。1つの原作を元に、漫画・アニメ・ゲーム・ドラマなどに広く展開させ、作品の世界を広げていく。これが、今主流で使われている、メディアミックスと言う用語の使われ方だと思います。アニメやゲームに詳しい方であれば、一度は聞いたことがあると思います。

メディアミックスは現代だからこそ、求められている

メディアミックスは、多くのメディア(媒体)がある現代特有の現象です

メディアミックスという用語が、ここまで現代社会に浸透してきたのには、理由があります。それは、メディア(媒体)が発達し、多様化したことです。昔は「アニメ」「テレビドラマ」「電子ゲーム」などはそれほど主流ではありませんでした。例えば、アニメがない世界では、作品のアニメ化はできません。

また、ゲームがない時代に、作品のゲーム化はできないでしょう。多くのメディアが発達し、発展してきた現代だからこそ、メディアミックスと言う用語が生まれ、使われているのです。ちなみに、日本におけるメディアミックスの始まりは1973年の小松左京の「日本沈没」だそうです。

こちらの作品が「映画」「ラジオ」「テレビドラマ」などの展開され、メディアミックスの始まりとなりました。その後、角川書店が自社の小説の映画化を繰り返したことで、メディアミックスという考え方がていちゃくしたのです。現在では、多くの作品が「アニメ」「ドラマ」「ゲーム」などに展開され、世界観を広げています。

メディアミックスの特徴とは?

作品を知らなくても、気軽に触れられるのがメディアミックスの魅力

メディアミックスの特徴について見ていきましょう。メディアミックスの面白いところは、出発地点である原作作品を知らなくても、その作品に触れられるという点です。例えば、原作小説を全く読んだことがなくても、アニメやゲームを通して作品を知るというケースは少なくないのです。

別のメディアから作品を知り、最終的に原作に辿り着くというケースもあるでしょう。つまり、集客の幅が非常に広がっているという特徴があります。どの角度や切り口からでも、その作品を知ってもらうことができるので、多くの方に興味を持ってもらえます。また、そこからメディア展開された作品を掘り下げてもらうことも可能になります。

メディアミックスには多種多様な展開がある

ミックスされるメディアは数多くあり、戦略的に広告できる

作品の広告を戦略的に行うのであれば、メディアミックスは有効な戦略になります。メディアミックスには、多種多様な展開が期待できます。例えば、原作の小説があったとしましょう。その作品を戦略的にメディアミックスするのであれば「漫画化」「アニメ化」「ゲーム化」「実写化」「プラモデル化」など、幅広く宣伝できるようになります。

作品のシリーズへの人気が高まるほどに、幅広いメディアが使われるようになります。面白いのは、シリーズによっては、原作とは違った方向性に別ルートで発展していくこともある点でしょう。例えば、原作小説とアニメでは世界観は同じだけど、主人公の雰囲気や考え方が違う。このように戦略的に展開すると、どちらのメディアを通しても作品を楽しむことができます。

メディアミックスで成功した例を見ていこう!

メディアミックスの例で分かりやすいのは「ポケットモンスター」

メディアミックスの好例として分かりやすいのは、任天堂のゲーム「ポケットモンスター」でしょう。原作は電子ゲームですが、知名度が高く、戦略的にメディアミックスを展開し、アニメ化や映画化されています。ポケットモンスターでは、基本的な世界観は同じですが、原作のゲームとアニメではまったく雰囲気が違います。

原作のゲームでは主人公は、細かいキャラクター設定をされておらず、ゲームをするプレイヤーの分身にすぎません。これに対し、アニメのポケットモンスターはサトシという、固定された少年が長期にわたって主人公になっています。そして、その地位を確立させているのです。最早ゲームはゲーム、アニメはアニメと独自の魅力が展開されているのです。

近年のメディアミックスは、音楽化も流れの1つ

従来のメディアミックスと言うと、テレビCMを使ったり、小説を映画化したり、アニメやゲームの専門誌を作るなど、映像関連が主軸となっていました。しかし、その流れが変わりつつあります。近年のメディアミックスでは「音楽化」という方法が使われるようになったのです。これは、どのような意味なのでしょうか?分かりやすい例を元に解説していきます。

音楽化というメディアミックスで成功した例「ラブライブ」

ラブライブという作品を知っているでしょうか?こちらの作品はアニメ作品としてヒットしました。そして、音楽化をキーワードにメディアミックスを展開した作品です。簡単に言うと、アニメでキャラクターたちが歌っていた曲をCDとして売り出したのです。また、キャラを演じている声優にもスポットを当て、実際に声優がライブ活動をしました。

声優とアイドル活動を兼ねている人もいるようです。音楽も電子化されており、CDが売れない状況が続いています。そのような中で、原作作品と音楽をミックスさせ、CDを販売していくという手法は、新しいメディアミックスのあり方であり、今後が注目されています。実際、このラブライブ商法は注目されており、他作品も追随するかもしれません。

メディアミックスされにくい作品はあるのか?

どのような作品でもメディアミックスを戦略的にすることで、作品を展開していけるとは限らないようです。例えば、任天堂の超有名作品「マリオシリーズ」がありますが、こちらの作品、これだけの知名度があるのに、ゲーム以外のメディアミックスはほとんどしていません。また、ゼルダの伝説という有名作品もメディアミックスが少ないです。

これは何故なのでしょうか?基本的に、主人公が固定されていて、尚且つ喋らない作品は、ゲーム以外では難しいようです。確かに、マリオは絶対的なキャラクターなのですが、喋ることはほとんどありません。ですが、作品の主人公を変えても良いのなら話は別です。ポケモンのように別のメディアで展開させることで、作品の世界を広げられます。

メディアミックスのメリットとデメリットについて

メディアミックスのメリットは、強い宣伝効果があるということ!

メディアミックスのメリットとはどのような点でしょうか?メリットとして一番多いのは「強い宣伝効果」「知名度が得られる」という点です。テレビCMで音楽を流せば、それだけでファン層は増えます。原作が小説なら、本が売れるでしょうし、ゲームならゲームが売れます。販売点数が増加し、それに合わせてさまざまな商品を展開できます。

また、互いのメディアの弱点を補えるというメリットもあります。例えば、小説が原作作品で、メディアミックスでアニメ化されたとしましょう。こうなると、小説を読んだだけでは分からなかった、主人公の声や、実際の風景などを目に見ることができます。逆のパターンもありで、アニメでは省かれていた箇所も小説で詳しく書くというケースもあるでしょう。

このようにお互いのメディアの弱点を補い、相乗効果で売り上げを伸ばしていけるのが、メディアミックスの最大のメリットと言えそうです。気に入った小説作品があり、その作品がアニメ、映画となったら、ファンなら集めたくなるものです。そのような心理を戦略的に利用しているのが、メディアミックスの強みでしょう。

メディアミックスのデメリットは、費用がかかること

次に、メディアミックスのデメリットを見ていきましょう。これは手間がかかり費用がかさむことが挙げられます。CMを1つ作るのにも莫大なお金が必要になります。簡単な話ではありません。また、許可を取らずに製品化すると、当然ですが、著作権の問題にも引っ掛かります。

また、小説で成功しても、アニメ化で失敗し、本来の小説作品に対する印象が悪くなるケースもあります。思いこみや勘違いで、作品の良し悪しが決められてしまうのも、デメリットの1つと言えます。確かに気に入った作品が、メディアミックスされ、その出来が良くなかったら残念に思ってしまいますよね。バランスが難しいところです。

【まとめ】メディアミックスを知り、作品の世界に浸ろう!

日本のサブカルチャーとリンクし、メディアミックスされる作品が多くなってきました。やはり、一つの作品を知るための入口が広くなることはメリットと言えそうです。今回は、メディアミックスにスポットを当て、用語の解説や、実際にメディアミックスされている作品を見てきました。今後もこのような流れは続いていくでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。


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