健康に良いと言われるサウナ。そしてそんなサウナとのセットになることが多い水風呂。どちらも健康に良い効果があると良い割れていますが、その入り方には要注意なんです。ときにはサウナと水風呂が命の危険性につながることがあるんです。サウナと水風呂の危険性を紹介します。

目次
サウナと水風呂はセットのほうが効果が高い?
ストレス発散に新陳代謝として、サウナはとても効果があると言います。そして、そんなサウナとセットで紹介されることの多いのが水風呂です。
そんなサウナと水風呂の効果について紹介します。また、サウナや水風呂の入り方の注意点や、危険な行為について紹介します。最近疲れが取れない人に、サウナのおすすめの効果について紹介します。
サウナの効果とは
まずは、サウナの効果について紹介します。サウナというと温泉や銭湯に併設されていることが多いですよね。銭湯に行く目的の中にサウナに入ることを目的にしている人も多いかもしれません。サウナってとても男らしい印象もありますよね。
サウナは高い温度によって体温が上昇し、たくさんの汗をかくことで、新陳代謝が促進されます。サウナはハマった人はやみつきになるようで、必ずサウナに入る人がいますよね。
血流が良くなることにより、身体の老廃物が排出されて身体がすっきりしたような感覚になるわけです。とてもリフレッシュしたような気持ちになれるので、非常にハツラツとした感覚になるんですよね。その後に、冷たいビールを飲んで休日を楽しく過ごす人も多いことでしょう。
サウナには血行を良くし疲労の改善に
血流が促進されることによって、他にも身体にいい効果が現れます。それが、肩こりや腰痛の改善にもきくといわれているんです。肩こりの原因には、同じ姿勢によって血流が悪くなったことにより、老廃物などがたまっていることが原因とも言われています。
また、デトックス効果のようなものもあり、汗がたくさんでることにより、毛穴の汚れが取れて、古い角質なども取れやすくなります。そのため美容効果もあるといわれているんですね。サウナはそういった美容効果の面も高く評価されています。
水風呂の効果とは
そんなサウナを入ったあとに、水風呂に入る人も多いと思います。水風呂自体にはどのような効果があるのかもチェックしていきましょう。
水風呂自体には、大きな美肌効果が期待できると言われています。冷たい水によって毛穴が引き締まる効果があるからです。そして、冷たい水は皮膚や汗腺に刺激を与えて、肌のしわの改善になると言われています。
血管にも刺激が加えられて、こちらも新陳代謝が向上して身体にたまった老廃物が排出される効果が期待できると言われています。そのため、美容効果を期待して、水風呂に入る人も多いようですね。
水風呂というと少し冷たい印象があって、なかなかチャレンジしにくいかもしれませんが、サウナと水風呂のコンビネーションはなかなかくせになるもののようです。たまには、サウナの後に水風呂を利用するのもおすすめです。
水風呂でホルモンバランスが改善される
人間は生活習慣やストレスなどによって、ホルモンバランスが崩れることがあります。ホルモンバランスが崩れると肌の調子が悪くなったり、体調が悪くなったり、どこか元気が出なくなることがあります。
そのまま生活しているとどんどんホルモンバランスは悪くなり、体重が激太りしたり逆に食欲が無くなって食事を取る気分が無くなってしまう場合もあります。新陳代謝もうまく行われないようになり、どんどん悪循環が進んでいくという感じですね。
水風呂には、ホルモンバランスを整える働きがあると言われています。水風呂は副腎に刺激を与える効果があり、そのことでホルモンバランスを整える働きがあると言われているんです。
水風呂の刺激によって老廃物が排出される
水風呂は腎臓を刺激する効果もあるので、そのことで利尿作用も働くんです。利尿作用が働くと、身体の余計な老廃物をどんどんと体外に排出できるんです。
毒素と言われる身体に良くないものも排出してくれるので、水風呂の効果はとても意味のあるものだといえます。その入り方に注意さえすれば、水風呂は適度に利用したい施設だといえますね。
アトピーやアレルギーの改善につながるという意見もあり、副腎が刺激されて活性化されて、症状を緩和されるという意見もあります。水風呂で根本的な解決にはつながらないですが、症状に悩んでいる人は少し利用してもいいといえますね。
サウナと水風呂のコンビは危険なのか
サウナでしっかりと汗をかいたら、水風呂に入って爽快感を得る人も多いと思います。しかし、そんなサウナ後の水風呂も、入り方に注意しないと命の危険性を指摘するひともいるんです。
サウナと水風呂をあわせると起きると言われている危険が、心臓麻痺なんです。簡単に考えればわかることなのですが、サウナによって体温が上がった状態で、水風呂で急激に冷やされると、その温度差に身体が過敏に反応してしまう可能性があるんです。
また、サウナによって体温が上がっている状態は、血管が拡張している状態です。そういった状態は血圧が低下している状態なのですが、水風呂に急に入ると、血管が収縮してしまって、血圧が急激に上昇してしまう危険性があるんです。
持病持ちの人はサウナと水風呂は危険
特にサウナと水風呂が危険人は、心臓の持病がある人や血圧の持病がある人ですね。高血圧や循環器に疾患がある場合は、サウナを長時間入ったり、いきなり水風呂に入るようなのは避けましょう。
また、健康な人でもいきなり水風呂に飛び込むようなことをすると心筋梗塞などを起こす可能性があります。長時間サウナに入っていると、熱中症のような状態になりますし、汗をかくことで脱水症状になります。
友人とサウナに入って、我慢比べのようなことをするのはとても危険です。サウナや水風呂の入り方には注意して、命の危険性を引き起こすような入り方はしないようにしましょう。
正しいサウナや水風呂の入り方
そんな危険なサウナや水風呂の入り方にならないように、注意して入る方法を紹介します。きっちりと入り方さえ気をつけておけば、命の危険性があるというわけではありません。
サウナだけでなく温泉やお風呂に入るまえは、必ず水分補給をしてから入るようにしましょう。特にサウナの場合は脱水症状の危険性があるので、水分補給は必須です。
水分補給は大事なのですが、食事はあまりおすすめしません。サウナに入っているときは、消化に必要になる血液が血行がよくなって分散しているため、消化の働きが弱まっているんです。そのため、サウナのときに食事を取りすぎていると、消化不良のような感じになって気分が悪くなる場合があります。
サウナも水風呂も清潔に入ろう
そして、サウナに入る前にしっかりと身体を洗うかシャワーで全身をあらいましょう。そして、湯船につかって身体を温めることが重要です。いきなりサウナに入るよりも、身体を湯船で温めたほうが、サウナに入って熱い温度で身体に負担をかける危険性を和らげることができます。
そして、サウナに入るときは身体の水気をとって、サウナに入るのがおすすめです。身体が濡れているとサウナの発汗作用が薄れてしまうんです。発汗作用は身体の老廃物の排出に大事なので、きっちりと水気はふいておきましょう。
サウナと水風呂を交互に入るのがおすすめ
サウナと水風呂の入り方にはいくつかの方法があります。危険な過度なサウナや水風呂の入り方は注意が必要ですが、ほどよく利用するのがおすすめです。
まず、代表的なサウナの入り方は「繰り返し浴」です。サウナに10分ほど入り、一旦サウナの外に出て、汗がひいたら、またサウナに入るというのを数回繰り返す方法です。長時間サウナに入るのは危険ですが、短い時間で繰り返し入るのは危険性が低いですね。
発汗作用も高く、ダイエットに効果があると言われています。サウナを利用してダイエット効果を得たいときにおすすめのサウナの入り方ですね。
サウナにもいくつかの温度が設定されており、先程の繰り返し浴の場合は高温のサウナのほうがおすすめです。また、逆にサウナの温度が低い場合は「低温浴」といって、70度くらいのサウナで20分ほど入るという方法もあります。
サウナと水風呂による温冷交代浴
サウナと水風呂を使った「温冷交代浴」というのがおすすめです。疲労回復効果が高いと言われており人気があるんです。入り方に注意して入るようにしましょう。
まずは、温度の高い90度ほどのサウナに10分ほど入りましょう。そして、サウナを出たら水風呂や冷たいシャワーを浴びます。水風呂に入る場合は、心臓から離れた位置からゆっくりと入るように注意しましょう。
そして、身体の温度を元に戻したら、少し休憩してサウナに入るようにしましょう。この繰り返しを3回ぐらいするのが、温冷交代浴の効果を得る方法です。この入り方によって、血流が通常の2倍ほどの流れになることで新陳代謝が高まると言われています。
サウナや水風呂に入ったあとの注意点とは
さきほども説明しましたが、サウナに入ったあとは必ず改めて水分補給をしましょう。塩分の入ったようなスポーツドリンクもおすすめですね。ぐいっと飲むなら牛乳やコーヒー牛乳も汗をかいたあとの醍醐味だといえます。いずれにしても、水分補給は忘れないようにしましょう。
また、注意したいのは、サウナを入ったあとに、すぐにビールを飲むのは避けましょう。水分補給がしっかりとされていない状態で、アルコールを取ることは、脱水症状の原因になり命の危険があります。
それは、アルコールの分解には非常に多くの水分を必要とするからです。サウナや水風呂に入ったとあとにすぐにビールを飲むと、脱水症状になるので、まずはアルコールの前に水などで水分補給をしてから飲むようにしましょう。
また、逆にアルコールを飲んでからサウナに入るのは非常に危険です。アルコールを飲んだ状態で、血行が促進されると、アルコールが急激に全身に回ってしまうんです。これは、急性アルコールの原因になるんです。
アルコールが入ってテンションがあがってサウナに入るようなことは避けましょう。アルコールが入った状態でサウナに入り急性アルコール中毒で緊急搬送されることもあります。また、足元がふらついて転倒して大怪我の元にもなります。アルコールはサウナの後に、水分をとってから行うようにしましょう。
サウナだけでなく水風呂だけでも健康に良い
水風呂はサウナに入った上で利用するというイメージがあるかもしれませんが、水風呂だけを入っても健康には効果があります。もし、水風呂を家庭で行いたい場合は、その水温は16度から24度ぐらいの範囲にしましょう。
普通のお風呂の温度が40度くらいと考えると、水風呂はやはりかなり温度が低いですね。半身浴で利用されるお風呂の温度は33度くらいから36度くらいの温度になっています。
冷たければ冷たいほど良いというわけではないので、16度以下にするのは危険です。水風呂の入浴時間は短い時間でも効果があるのではじめは5分ぐらいで十分です。自分に水風呂が合っていると思った場合は10分ほどに伸ばしてみてもいいですね。
サウナで日頃の疲れをリフレッシュしよう
サウナと水風呂の効果について紹介しました。また、そのサウナや水風呂の入り方の注意点も紹介しました。身体の温度に関わることなので、その入り方には気をつけたいですね。
うまくサウナを利用することで、新陳代謝を高めて老廃物を排出して、身体がとてもリフレッシュします。老廃物が溜まった身体は、血流も悪く、せっかく栄養のある食生活をしても、その栄養がうまく循環しません。
サウナでたっぷり汗をかいて、水分をとって新しい自分に生まれ変わりましょう。ダイエットにもサウナは効果的なので、ダイエットのメニューの一つに取り入れてもいいですね。熱いサウナで身体からたっぷりと汗を流しましょう!
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