イタリア車メーカーと言えば、尖った車が多い事で知られており、ここ日本においてもイタリア車メーカーの車を好まれる方は比較的多いと言われております、今回はそんなイタリア車各メーカーのブランドエンブレムに纏わる由来や歴史をご紹介させて頂きます。

イタリア車のメーカーやブランド・エンブレムを紹介!名前の由来や意味とは?

目次

  1. 人気のイタリア車達の歴史を紐解こう
  2. アルファ・ロメオ
  3. デ・トマソ
  4. 成功・ステータスのシンボル「フェラーリ」
  5. 格式高いイタリアの至宝「マセラティ」
  6. 荒ぶる闘牛「ランボルギーニ」
  7. イタリア最大の企業「フィアット」
  8. 国家元首の公用車として知られる「ランチア」
  9. アルファ・ロメオ<C4>
  10. デ・トマソ<パンテーラ>
  11. フェラーリ<812スーパーファスト>
  12. マセラティ<クアトロポルテ>
  13. ランボルギーニ<アヴェンタドール>
  14. ランチア<ストラトス>
  15. FIAT<500>
  16. 個性豊かなイタリア車には今後も注目!

人気のイタリア車達の歴史を紐解こう

個性派揃いのイタリア車。イタリア車と言えば真っ先にフェラーリやランボルギーニと言った、ラグジュアリーカーを思い浮かべる方が多いとは思いますが、他にも個性あふれるメーカーが存在しているのです。そこで今回はそんなイタリア車メーカーをご紹介しながら、名前の由来やエンブレムデザインなどの歴史も紐解いていきたいと思います。

アルファ・ロメオ

イタリア車メーカーの社名の由来とその歴史①

アルファ・ロメオは、第二次世界大戦よりも前から既に自動車レース界の強豪として名を売ったメーカーで、現在はフィアット傘下企業となっております。メーカー名の由来はロンバルダ自動車製造株式会社(Anonima Lombarda Fabbrica Automobili)の頭文字と、その後二コラ・ロメオという実業家が経営する会社に吸収合併された際に「ロメオ」が名に加わり現在のアルファ・ロメオとなりました。

アルファ・ロメオのブランドエンブレムとその意味は?

ブランドエンブレムの由来は、アルファ・ロメオの発祥の地であるミラノ市の紋章を左右逆転したものです。ミラノの地が在るロンバルディア地方に、しっかりと根差したロンバルダ自動車製造株式会社(A.L.F.A)らしいブランドエンブレムですね。アルファ・ロメオは地域密着型企業としてミラノを代表する自動車メーカーという意味がそのまま具現化されたエンブレムです。

デ・トマソ

イタリア車メーカーの社名の由来とその歴史②

1959年にアルゼンチン出身のアレハンドロ・デ・トマソが設立した自動車メーカーで、その名がそのままメーカー名となっております。2003年にアレハンドロが亡くなり、会社も翌年解散となりましたが、その後FIATの元重役であるジャン・マリオ・ロシニョーロが商標権を取得し、2011年のジュネーブモーターショーで、新生デ・トマソとして復活を果たしました。

デ・トマソのブランドエンブレムとその意味は?

ブランドエンブレムは、母国であるアルゼンチンの国旗カラーの配色に、古代エジプトの女神である「イシス」を表す象形文字(ヒエログリフ)を組み合わせたものとなっております。妻であるイザベルのイニシャルという事ですが、その場合アレハンドロは冥界の王オシリスとなる事もあり、イタリアではタブー視されていました。復活後はデザインも一新されました。

成功・ステータスのシンボル「フェラーリ」

イタリア車メーカーの社名の由来とその歴史③

誰もが知るNo.1ラグジュアリーカーメーカーであるフェラーリは、1929年当時アルファロメオのレーシングドライバーを務めていたエンツォ・フェラーリが、レース仲間と共に設立した「ソシエタ・アノニーマ・スクーデリア・フェラーリ」が始まりとなっております。その後アルファ・ロメオを離れたエンツォ氏が、本格的に自動車を作り上げ、レースシーンを席巻していく事になるのです。

フェラーリのブランドエンブレムとその意味は?

1921年にラヴェンナで行われたレースで優勝した際、その勝利に感動したバッカラ伯爵夫妻から授けられたのが「跳ね馬の紋章」で、伯爵の息子である、第一次世界大戦の国民的英雄「撃墜王」フランチェスコ・バッカラが愛機につけていた跳ね馬の紋章を自社のマシンに付ければ必ずや幸運が訪れるという事で、フェラーリのブランドエンブレムは跳ね馬となったのです。

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格式高いイタリアの至宝「マセラティ」

イタリア車メーカーの社名の由来とその歴史④

マセラティ社はアルフィエーリ・マセラティと弟のエットレ、エルネストの三人で設立された自動車メーカーで、メーカー名の由来は創業者の名前がそのままメーカー名に付けられております。これまでに多数のメーカーの傘下に収まってきた紆余曲折の歴史がありましたが、現在はFIATグループの傘下にてラグジュアリーカーメーカーへの道を順当に歩み続けております。

マセラティのブランドエンブレムとその意味は?

マセラティのブランドエンブレムは、マセラティの創業の地であるイタリアのボローニャのシンボルの1つ「ネプチューンの噴水」に因み、ネプチューンの持つ三叉の銛である「トライデント」がモチーフとなっております。また、マセラティは三人の兄弟によって設立されたメーカーという事もあり、三兄弟の絆の証という意味も込められていると言われております。

荒ぶる闘牛「ランボルギーニ」

イタリア車メーカーの社名の由来とその歴史⑤

ランボルギーニの正式名称は正式名称は「ヌオーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ・ランボルギーニ SpA」で、誰もが知るイタリアが誇るラグジュアリースポーツメーカーです。メーカー名の由来は創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニ氏の名をそのままメーカー名としております。自社製トラクターを販売していたところから現在の地位にまで上り詰めた自動車メーカーです。

ランボルギーニのブランドエンブレムとその意味は?

ランボルギーニのブランドエンブレムは「闘牛」である事は多くの方が知る所ですが、創設者のフェルッチオ・ランボルギーニ氏が牡牛座生まれだった為に、ランボルギーニのエンブレムは闘牛になったという説と、フェラーリに冷たくあしらわれた氏が、フェラーリを凌駕する車を作るという事で、跳ね馬よりも荒々しい闘牛を選んだという説もあります。

ランボルギーニーのエンブレム「猛牛」の由来と誕生秘話まとめ! | MensModern[メンズモダン]

イタリア最大の企業「フィアット」

イタリア車メーカーの社名の由来とその歴史⑤

FIATのメーカー名の由来は、Fイタリア・トリノの自動車製造所という意味である、「FABBRICA(工場)」「ITALIANA(イタリアの)」「AUTOMOBILI(自動車)」「TORINO(トリノ)」の、それぞれ頭文字を取ったものです。自動車メーカーに限らず、海外メーカーの社名はストレートでシンプルな物が多く、この辺は日本とはかなり毛色が異なりますね。

フィアットのブランドエンブレムとその意味は?

FIATの現在のブランドエンブレムは、1931年~1968年までの間、FIAT車両のフロントを飾っていたシールドをモチーフにしたデザインとなっております、過去から積み重ねてきた一つ一つの歩みを常に忘れず、更なる革新を目指し、これからも進み続けるというFIATの強い意志が反映されたデザインのエンブレムとなっております。伝統と革新をそのまま体現したエンブレムなのですね。

国家元首の公用車として知られる「ランチア」

イタリア車メーカーの社名の由来とその歴史6

ランチアは1906年に操業を開始した自動車メーカーで、創業者のヴィンチェンツォ・ランチアの名前をメーカー名としております。ムッソリーニの時代から現代に至るまでイタリアの公用車はこのランチアのフラッグシップセダンが使われており、ローマ教皇やイタリア大統領などがランチア・テージスの専用車を利用しております。由緒正しい格式ある自動車メーカーですね。

ランチアのブランドエンブレムとその意味は?

ランチアのブランドエンブレムは、イタリア語で「槍」という意味のある社名のランチアに因み、旗と槍と4本スポークのステアリング・ホイールを組み合わせて楯の中に収めた物となっておりましたが、 2007年にエンブレムデザインを変更した際、ステアリングをこれまでの4本から2本へと変更し、それと同時に社名の下にあった旗も無くなりました。

アルファ・ロメオ<C4>

イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台①アルファ・ロメオ編

さてここからはイタリア車各メーカーの象徴的な車種をご紹介していきたいと思います。まずはアルファ・ロメオからご紹介させて頂きましょう。アルファ・ロメオでご紹介させて頂きます車種は、アルファ・ロメオ初の量産型ミッドシップエンジン搭載車種である「アルファ・ロメオC4」です。コンパクトなボディながらもしっかりと走りに特化したモデルです。

アルファ・ロメオと言えば、元々は高性能車を作り出すイタリアきってのスポーツカーメーカーで、様々なレースにてその栄光を勝ち取り、過去にはF1にも参戦していたメーカーです。今では割とコンパクトで扱いやすい車というイメージが定着しておりますが、このC4はそんなアルファ・ロメオの昔ながらの「牙」を感じる事が出来る、荒々しい一台なのです。

デ・トマソ<パンテーラ>

イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台②デ・トマソ編

続きましては「イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台②」と題して、デ・トマソを代表する車種であるパンテーラをご紹介させて頂きます。デ・トマソ・パンテーラはデ・トマソの三作目に当たるスーパーカーで、その名を世界に知られるデ・トマソを代表する一台です。アメリカを代表するレーシングカーであるフォード・GT40をイメージして作られました。

そのコンセプト通りに、このデ・トマソ・パンテーラにはフォード製の大排気量エンジンが搭載されており、イタリアのボディにアメリカのエンジンという前代未聞のコラボレーションを果たした一台なのです。この企画は当時フォードの副社長であったリー・アイアコッカとデ・トマソが個人的に親しかったことから生まれた企画で、デ・トマソ初の大量生産モデルとなりました。

フェラーリ<812スーパーファスト>

イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台③フェラーリ編

「イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台③フェラーリ編」、続いてご紹介するのは「フェラーリ812スーパーファスト」になります。フェラーリと言えばV12エンジンを搭載したモンスターマシンが有名ですね。最近ではMRV8シリーズが脚光を浴びつつありますが、そんな中でもやはりV12を搭載したフェラーリこそフェラーリであるという声も非常に多く存在しております。

この812スーパーファストは、FR(エンジンをフロントに配置し、リアで駆動する)タイプのV12モデルであるベルリネッタの正当後継車種であり、社名の由来は800馬力をたたき出すV12エンジンモデルというところから付けられております。その走りと躍動感はまさに「跳ね馬」そのもので、最もフェラーリらしい一台ともいえます。現在大注目を浴びている一台です。

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マセラティ<クアトロポルテ>

イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台④マセラティ編

続きましては「イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台④マセラティ編」をご紹介させて頂きます。マセラティでご紹介させて頂く一台は、マセラティのフラッグシップセダンである「クアトロポルテ」です。まさしく伊達男が颯爽と駆る車というイメージに相応しい、マセラティが誇る最高級セダンです。その豪華さもラグジュアリーカーらしく気品に満ち溢れております。

その豪華さもさることながら、エンジンユニットはフェラーリが担当しているV8エンジンが搭載されており、唸りをあげて加速していく姿には、しっかりと跳ね馬のDNAが継承されていることを感じ取る事が出来るでしょう。これは過去において一時的にフェラーリがFIAT傘下に入っていたこともあり、現在も業務提携を続けているからなのです。まるで羊の皮を被った狼そのものですね。

ランボルギーニ<アヴェンタドール>

イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台⑤ランボルギーニ編

続いて「イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台⑤ランボルギーニ編」をご紹介させて頂きます。ランボルギーニを象徴する車種としてご紹介させて頂きますのは、同社の現行フラッグシップモデルである「アヴェンタドール」です。現在ランボルギーニは従来のV12モデルと、過去に人気のあった通称「ベビーランボ」モデルをリリースしており、こちらはV12モデルの方となります。

見るからに「速そう」で「高そう」なアヴェンタドールですが、見た目そのままの性能とお値段を誇ります。フェラーリを購入出来なかった層が購入する車等と言われて憤慨した時期もありましたが、今ではそのフェラーリに勝るとも劣らない「ライバル」として、世界の自動車マニアの心を鷲掴みにしている一台です。戦闘機の様なこのフォルムはまさしくスーパーカーそのものです。

ランチア<ストラトス>

イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台⑥ランチア編

続いては「イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台⑥ランチア編」です。ランチアを象徴する車としてご紹介させて頂きますのは、ランチアの中でも特にコレクター性の高い車と言われている「ストラトス」です。ランチアはイタリアの上級車メーカーとして、公用車にも選ばれているという事をご説明致しましたが、そのイメージを180度覆すの様な車がこのストラトスです。

このランチア・ストラトスは、かの有名なWRC(世界ラリー選手権)で優勝を果たすことを目的として作られたという車であり、ランチアの中でも特に希少性の高い特別な一台なのです。縦置きMRエンジンはフェラーリのディーノに搭載されているものと同一のエンジンが採用されており、非常に優れた走行性能を誇り、且つレア度の高い一台として世界中のカーマニアの垂涎の的と言われております。

FIAT<500>

イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台⑦FIAT編

続いては「イタリア車各メーカーを代表する象徴的な一台⑦FIAT編」です。FIATを代表する車種としてご紹介させて頂きますのはFIATの名車として知られる「FIAT500」です。その独特のデザインはイタリアを舞台とした映画などでご覧になった頃がある方も多いでしょう。とても可愛らしいデザインで女性にも非常に人気の高いFIAT500は、現行で3代目モデルとなります。

イタリアを代表する車とまで言われているFIAT500ですが、初代のイメージを残しつつも、しっかりと現代風に仕上げられている一台です。FIATグループに吸収されているアバルトが手掛ける500Cは更に荒々しく、FIATとは別の佇まいを感じさせる仕上げとなっております。VWのビートルやミニクーパーと並ぶ、伝統ある個性的なデザインが特徴的な一台です。

個性豊かなイタリア車には今後も注目!

個性あふれるイタリア車メーカーをご紹介させて頂きましたが、いずれもまさに「尖った」イメージ通り、必ず自社の信念を感じさせる車づくりと歴史を持つメーカーばかりでした。日本車メーカーとは180度違うといっても過言ではない位に個性があふれており、そういった面が世界中でイタリア車が愛される一つの理由となっているのかもしれませんね。


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