高級車の印象があるBMW。その車には故障しやすいとのうわさがあるが、それは本当なのだろうか。そこには、日本とドイツとの考え方にも違いがあった?今回がBMWの故障率が高い原因や理由。そして、修理の費用や故障の予防方法などを解説していこう。

BMWは故障しやすい?故障率が高い理由や修理費用・予防方法を解説

目次

  1. BMWはそもそも故障しやすいのか?
  2. BMWの故障率が高い理由とは?
  3. BMWに比べて国産車の故障が少ないと感じる原因
  4. BMWでなくても!国産車でも起きている故障の実態
  5. BMWで起こる故障の内容とは?
  6. BMWの故障 予防する方法は?
  7. 車が動かなくなる!?故障する代表的な箇所を知っておこう
  8. 故障を予防するためには定期的修理・メンテナンスが必要!
  9. 修理費用は?
  10. 国産車・海外車問わず定期メンテナンスをしっかり行おう

BMWはそもそも故障しやすいのか?

車好きな人には、聞いたことが多いかもしれないが、実はBMWは壊れやすいという評判が多い。しかしこれは本当なのだろうか。実はこのBMWの故障に関しては、ここ5年以内で販売されている新しいBMWとそれ以前では事情が異なってくる。近年に発売されているBMWに関してはほとんど壊れることはないので心配はないといわれている。

しかしながら、5年以前のものに関しては、確かに評判BMWは通り壊れやすい一面があった。この年代に輸入されているBMWに関しては確かに壊れやすいと実感する人は多かったようだ。これは、けっしてBMWに限ったことではなく、ベンツやポルシェなどの、ドイツ車全般について言えることだったようだ。

BMWの故障は日本と海外での価値観の違いがあることも影響している

結論から言うと、BMWの故障のしやすさについては確かにBMWには故障しやすいと評価されても仕方ない一面がある。しかし、この故障に関して、実は海外と日本人とで価値観の違いも大きく影響していることがあることを意識しておかなければならない。そもそも日本人と海外とでは、「故障」の考え方に大きな違いがあるのだ。

日本人が言う故障には、エンジントラブルなどの重大なものも当然含まれるが、「テールランプ切れ」やバッテリー上り」などのパーツの交換で済むようなトラブルでさえも、故障ととらえる傾向にある。車が好きな人の間では、日本車はとにかく「メンテナンススラなしで乗れること」が重要視される傾向にあるのだ。

しかし、このようなポイントを重要視する日本人に対して、海外の考え方は、「消耗品を取り換えながら長く乗り続ける」ことを重要視している。つまり、BMWなど何年も同じ車に乗るのであれば、もちろん整備は当たり前のことで、定期的なメンテナンスや修理をしながら乗るので、消耗品の交換はそもそも故障とは考えないのだ。

このように、考え方の違いが根底にあるために、車を購入してすぐに壊れたと感じることにも大きく影響する。そして、メーカーの車の作りにも大きく影響が出ているということなのだ。

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BMWの故障率が高い理由とは?

しかし、とは言えBMWの車が故障しやすい・何か不備が発生することは確かな事実。では、どうして、そのように故障率が高いのだろうか。BMWが故障しやすい理由には、これは先ほどの考え方が根底にあり、メーカーの作りにかかわらず、どうしても消耗品の交換が激しくなるからだ。

日本車であれば、少なからず消耗品の交換は必要であっても、海外のものと比べるとそこまで必要回数は少ない。さらに、海外の車の仕様として、消耗品が交換する時期やタイミングになった段階でどこかの警告灯がついたり、所有者に気づかせるような警告灯や音が鳴るような構造になっている。給油が必要な時と同様だ。

しかし、日本車にはこのような消耗品の交換は、自分でチェックするか、あるいは整備や車検時にしか素人目にはわかりにくい。なので、結果的に故障と判断してしまうようなことではない、消耗品交換を故障と認識し、さらに、警告灯などが頻繁につくので故障が頻繁と思ってしまうのだ。

実際に、BMWの消耗品の使用期間や交換時期を単純に比較してみると、日本車と海外車ではそこまで差はない。さらには、消耗品意外の部分であるエンジンなど車の主要部分になると日本車よりもBMWの方が丈夫なケースもあるほどだ。

BMWに比べて国産車の故障が少ないと感じる原因

日本車の故障が少ない原因としては他にも理由がある。それは、先ほどの消耗品とつながる部分ではあるが、設計思想での違いがあるためだ。海外の設計思想にはパーツ単体が消耗品と考える傾向があるが、日本車では車自体が消耗品と考える傾向にある。これが大きな理由となる。

エンジンオイルが1/3になっても、警告灯が点かず、オイル交換をさぼったとしてもとりあえず走るので、動く車として扱うわけだが、明らかに新車時よりも性能はどんどん悪くなっているし、燃費は落ちている。しかし、ほとんどのドライバーは気にしない。これはめーかーの設計思想が大きくかかわっているからだ。

明らかに、このまま走り続ければ車に悪影響があるといった状態でも、何事もないように走っている車は多い。そして、それは設計の段階で警告灯などの設定が緩く設定してあるから何事もないように感じてしまっているのだ。これらの理由により、国産車はBMWなどの海外の車に比べて故障が少ないように感じてしまっているのだ。

BMWでなくても!国産車でも起きている故障の実態

上記の理由をもとに考えると、国産車でも故障は起きているのだ。海外のメーカーから言わせれば警告灯が点いていないだけで、特に近年のBMWの性能と比較すれば故障の内容・消耗品の交換内容や頻度は大して変わらない。エンジン回りであればエンジンオイルやバッテリー、ランプであればテールランプなどの交換はどちらも必要なのだ。

それがあくまでもBMWの場合は早期に警告灯が点く仕組みになっているだけのことなのだ。例えば、BMWでは国産車では交換しないようなセンサー類も消耗品となり、その警告はかなり早い段階で行われる。しかし、BMWなどと比較すると国産車ではオイル量などが多少少なくとも警告灯はつかない。

適切な燃費を保ったり、エンジンに負荷をかけないような走りをしたいのであれば、BMWの様に交換を早期に促してくれることは大変重要な機能ではあるが、国産車にはこれはなく、同じような故障に見舞われても気づかないので、気づいたときにはかなり車の性能を落としていた走りをしていることも少なくない。

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BMWで起こる故障の内容とは?

【BMWで起こる故障内容①】ブレーキパッドの故障

上記のようなBMWの故障の考え方や故障する理由だが、では具体的にBMWのどこが故障するのかも解説していこう。まずはブレーキ関係の箇所だ。ブレーキパッドやディスクは消耗品になる。パッドには残量を感知しているセンサーがあり、摩耗して残厚がセンサーに到達してセンサーまでも削れてしまい断線してしまうと警告灯が点灯する仕組だ。

そして、修理をする際には、これらの周辺にあるディスクやセンサーなども同時に交換となるので、BMWであればこのパッドの消耗が一つの交換時期を表してくれているものになる。

【BMWで起こる故障内容②】エンジンベルトの故障

次がBMWのエンジンベルト周りだ。ベルトはゴムでできており、年数がたつと経年劣化を引きおこす。また、エンジンが動いている間は常に動いている部分になるので、常日ごろからBMWの点検が必要な箇所の一つだ。この周辺のベルトの張りを調整しているテンショナーやローラーなども交換が必要になるケースが多い。

【BMWで起こる故障内容③】パワーステアリングのオイル漏れ

BMWの故障の事例として非常に多いのが、このパワーステアリングのオイル漏れだ。ポンプ本体からのオイル漏れや、リザーブタンク、各所ホース類を始めステアリングから漏れるケースもある。BMWのオイル漏れの初期段階では、ハンドルを切った時に鈍いこすれるような音がすることがある。

さらに、そこから症状が悪化すると、最悪のケースではポンプの焼き付きが置き、被害が大きくなるケースもある。その場合、BMWの修理費用も高額になるので、12カ月点検などの定期メンテナンスで早期発見と修理を行ったほうが良い。

【BMWで起こる故障内容④】足回りのトラブル

BMWの足回りのトラブルは様々で、ブッシュ類の亀裂や、ショックアブソーバーのマウント、バンブラバーの劣化などがある。お店によっては、対応できないトラブルもあり、修理費用もかなり幅があるので、注意が必要だ。

【BMWで起こる故障内容⑤】エンジンオイル漏れ

部品によって修理費用が大きく変わるが、こちらも故障の多い箇所だ。タペットカバーのパッキンや、オイルパンのパッキンなどが特に多い。また、放っておくと電装系統にまで被害を及ぼすこともあるので、こちらも早期発見や注意が必要な箇所になる。

BMWの故障 予防する方法は?

上記のような故障が多いBMWではあるが、ではこのBMWの故障を予防する方法はあるのか。予防する方法はいかに定期的なメンテナンスを掛けるかということが最大の予防方法につながる。もともとメーカーの思想としてはしっかり消耗品は定期的に交換して、長く乗る物と考えている。

そのため、自分の目によるチェックや点検はとても大事なものになる。また、新車でも中古車でも、お店での販売されているものを購入したのであれば、それに点検などのアフターサービスが必ずついているはずなので、その期間での点検を必ず使用することで、早期の消耗品の交換と大きなリスク回避につなげることができる。

車が動かなくなる!?故障する代表的な箇所を知っておこう

【BMWの故障しやすい代表的箇所の解説①】クーラントホース

故障の内容は先ほども触れたが、ここではこの箇所が壊れると車が動かなくなるような重大な弱点についても知っておくために解説をしていこう。まずはクーラントホースだ。接続部からの漏れが代表的な故障で、接続部やホースが破損するとボンネットから蒸気があがることも。故障がまだ早期では修理費用も1万円前後なので、予防整備がおすすめだ。

【BMWの故障しやすい代表的箇所の解説②】エクスパンションタンク

エクスパンションタンクは走行中は加圧されており、加圧することでクーラントの沸点を上げている。しかし、氷点下から100度以上の温度変化、そして加圧によって段々と目に見えず劣化が進行するので、もちろん事前に見つけることもできるのだが、走行中に突然破裂することもあるので、注意が必要だ。

【BMWの故障しやすい代表的箇所の解説③】ベルト

特にウォーターポンプやオルタネーターを駆動するベルトが破損すると車を動かせなくなるほどの箇所で、たいていは日ごろのメンテナンスで発見可能な劣化ではあるが、交換を怠ると車自体を動かせなくなることにもつながる。部品自体の修理費用は安いので、早めの交換を心がけよう。

故障を予防するためには定期的修理・メンテナンスが必要!

定期的なメンテナンスもだが、出し惜しみせずに修理をしていくことも故障を予防する対策になる。放っておくと2次被害を引き起こし、車が動かないことにもなりかねないからだ。定期的な修理するべき部品としては、エンジン回りであればエンジンオイルやオイルフィルター、エアフィルターになる。

また、水回りであれば、ラジエーターやエクスパンションタンク、サーモスタットや水量センサーも該当する。そのほかの箇所でいうと、バッテリーやオルタネーターなども早期交換が望ましい。

修理費用は?

肝心の修理費用に関しては、定期的なメンテナンスを行って大きな故障に繋がらなければ、消耗品に関しては数千円から数万円で済むものがほとんどだ。しかし、本格的な故障になり、ディーラーなどで修理の際の費用になると、30万円や高いと50万円までに及ぶこともある。こんな費用が掛からないためにもメンテナンスを大切にしていこう。

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国産車・海外車問わず定期メンテナンスをしっかり行おう

BMWは確かに故障しやすいと誤解を受けることは多い。しかし、それは、国産車と海外の車とで考え方が違うためであり、メンテナンスの重要性や故障する箇所や頻度はそこまで差はない。しっかりと安全に快適にいつまでも長く車に乗ろうとするのならば、定期メンテナンスはどちらも大切。しっかりと行って大切に乗ってほしい。


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