アメリカを代表するお酒の1つ、バーボン。バーボンには、ワイルでタフな男らしいイメージがあります。今回はおすすめしたい銘柄や人気の銘柄をランキング形式でご紹介していきます。数多くの銘柄やラベルがありますので、おすすめを参考に選んでみてくださいね。

目次
バーボンとは
正式名称は「バーボン・ウイスキー」
バーボンの正式名称は「バーボン・ウイスキー (bourbon whiskey)」。アメリカの中央に位置するケンタッキー州を中心とした一帯で作られているため「アメリカン・ウイスキー」や「ケンタッキー・バーボン」という呼称もあります。
原料や樽、製造方法に規定があるバーボン
アメリカ国内において「バーボン」と呼ばれるものは、アメリカ国内で生産するという規定があります。また、原料にとうもろこしが51%以上入っていなければなりません。ほかに、熟成に使うオークの樽にも決まりがあります。バーボンを作るためには、内側を焦がした新しい樽を使わなければなりません。さらに、アメリカでは、バーボンに色を付けることは禁止されています。
バーボンのおすすめの飲み方
バーボンの飲み方はいろいろありますが、おすすめの飲み方をいくつかご紹介しましょう。バーボン本来の味を楽しみたいグルメな方は、まずはストレートでどうぞ。香りをしっかり楽しむために、グラスになみなみと注ぐのではなく上部に空間を残すように注ぎましょう。
オン・ザ・ロック
グラスに氷を入れて、その上からバーボンを注ぐオン・ザ・ロックも定番の飲み方。バーボン特有のスモーキーな香りが強すぎる場合などは、氷を入れることでいくぶんやわらぎます。こちらもストレートと同様に、注ぎすぎないことがポイント。氷が一気に溶けないよう少しずつ足していくとスマートに見えておすすめです。
水割りやソーダ割
バーボンに水や炭酸ソーダを入れて割るのもポピュラーでおすすめの飲み方です。氷も多めに入れて冷やして飲むことで飲みやすさが倍増!ソーダ割はいわゆる「ハイボール」ですね。ライムやレモンをきゅっと絞っても美味しくなります。
カクテルもいろいろ
バーボンをベースにしたカクテルもいろいろあります。1番有名なものは「ミントジュレップ」でしょう。ほかに「オールド・ファッションド」「カウボーイ」「ケンタッキー」なども有名。グルメな方にも、バーボンを使ったカクテルはおすすめです。
バーボンのおすすめ銘柄をランキング形式で発表!
おすすめ銘柄ランキング10位:ワイルドターキー
それではここから、バーボンの人気おすすめ銘柄をランキング形式で発表していきましょう。まず、第10位は"バーボンの代名詞"ともいわれる「ワイルドターキー」です。アルコール度数40%のスタンダード、50.5%の8年と12年、56%のレアブリードなど複数の種類があり、それぞれ少しずつ味わいも異なります。
700mlで2,000円台程度
「ワイルドターキー」は上述のようにいくつもの種類がありますが、人気の高い「8年」は700mlで2,000円台程度で購入できます。「13年」の700mlは4,000円台、「レアブリード」は3,500円程度が相場価格です。「17年」になると、やや高額になります。
マスターディスティラーの勤続60年を祝して
ワイルドターキーには、「ダイアモンドアニバーサリー」という種類も存在します。結婚60周年の記念日を指す名前は、蒸留所のマスターディスティラーであるジミー・ラッセル氏の勤続60年を祝してつけられたそう。ほかの銘柄とは価格がかなりちがうのは、限定ボトルゆえ。13年から16年の長期熟成された原酒を使ったスペシャルなバーボンは、特別な日の1本としておすすめです。
濃厚な味わいがおすすめ
それでは、ここで「ワイルドターキー」に関する口コミレビューをご紹介しましょう。まずは長年「ワイルドターキー」を飲まれているという方のレビューです。
25年以上付き合ってます。アルコール度数は高いが甘味も有り、ストレートは勿論、ソーダでも、ロックでも旨し!
アルコール度の高さが味にも影響しているというレビューが目立つワイルドターキー。まずは8年物を味わってから、よりガツンと来る12年物へ、という声もありました。
味も値段も格別なバーボン!
続いてこちらは「ワイルドターキー ダイヤモンドアニバーサリー」へのレビューです。上述のように、シリーズの中で最も高額な種類ですが、その分味も特別なのでおすすめです。
香りは香ばしくもさらりとした甘さを感じ 一口含んだら目が飛び出そうなほどビックリしましたよ。40度前後とは思えないのど越し、ピリッとくる味、一瞬濃いっ と思ったらさっぱり流れていき しかし芳醇な余韻が後に残ります。後味はしっかりとワイルドターキーです。 なんとも幸せな時間を過ごせました。
「ワイルドターキー ダイヤモンドアニバーサリー」は、相場価格が18,000円程度とバーボンの中でも高価な1本ですが、美味しさは格段のようです。グルメな方にもおすすめできる1本です。
売り上げ世界No.2 のバーボン!
おすすめ銘柄ランキング9位:エヴァン・ウィリアムス
バーボンの人気おすすめ銘柄ランキング第9位は「エヴァン・ウィリアムス」。こちらは世界で売り上げNo.2を誇る大人気バーボンです。「ブラックラベル」のアルコール度数は43%。2,000円以下で購入できるお手頃価格も魅力です。1783年にアメリカ・ケンタッキー州で初めてバーボンを作ったとされる人物の名前を銘柄にしています。
パンチのある「12年レッドラベル」
「エヴァン・ウィリアムス12年」は通称「赤ラベル」「レッドラベル」とも呼ばれています。こちらはアルコール度数が50.5%と高くなり、味わいにもパンチが出ています。3,000円台が中心価格なので、気軽に飲めるバーボンとしてもおすすめです。
3年連続「ウィスキー・オブ・ザ・イヤー」に
今月の私のウイスキーはエヴァンウィリアムス。バーボンだけど飲み口が割と軽い。そして自分用のチョコでバランタインの生チョコ!この瞬間の為に頑張ってきたんだぜ〜〜〜〜!!╰(*´︶`*)╯ pic.twitter.com/KlCmnZp2GV
— まるち (@haruya_ki_chi) February 20, 2017
「エヴァン・ウィリアムス」の「シングルバレル」は、バーボンとしては珍しいヴィンテージ表記があります。樽に詰めた日も記載された少量限定のバーボンで、専門誌で3年連続して「ウィスキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したり、世界蒸留酒大会で銀賞に輝いたりするほど高い評価を得ているのでグルメな方にもおすすめです。アルコール度数は43.3%。4,000円程度で購入できます。
「お手頃価格が魅力」という声も
「エヴァン・ウィリアムス12年」に関するレビューも見つけました。コストパフォーマンスの良さに降れているレビューも多く、人気の理由となっています。
期待通りのおいしさでした。濃厚なうまみが凝縮されています。
しかも12年物のバーボンとしては破格の安さだと思います。
熟成の年数が長いバーボンがすべて高額、というわけではありませんがやはり品質や味わい、手のかけ方などが価格に現れるようです。こちらのレビューでも触れられているように、「エヴァンウィリアムス12年」は2,000円台から3,000円台で購入できるお手頃価格も魅力の1つです。
赤い封蝋は1本1本手作業で!
おすすめ銘柄ランキング8位:メーカーズマーク
おすすめ銘柄ランキング第8位は、「メーカーズマーク」がランクイン。特徴的な赤い封蝋は、1本ずつ手作業でつけられています。そのため、蝋のたれ方はそれぞれ微妙に異なっています。また、一般的なバーボンとは違う点がもう1つ。それは、原料にライ麦ではなく小麦を使っている点です。そのため、マイルドな味わいが実現されています。アルコール度数は45%です。
焦がし板の香りがついた「46」
「メーカーズマーク46」は、熟成させる間、樽の中に焦がしたフレンチオークの板を入れて作られています。こうすることで、バニラキャラメル風の甘く深みのあるアロマが加わり、より芳醇な香りを楽しめるバーボンとなります。味に敏感なグルメな方にも楽しんでもらえることでしょう。アルコール度数は47%です。
マイルドな味がおすすめ
「メーカーズマーク」のレビューで最も多かった意見は「マイルドな味わい」。口当たりの良さには定評があります。フルーティーな香りがやわらかな味わいを作るために一役買っているのでしょう。
とがったところのないマイルドな味、
バランスのとれた万人受けするバーボンだと思います。
夫婦で長年愛飲中。
長い間変わらぬ品質を保ち続けている銘柄だからこそのレビューですね。「メーカーズマーク」は、味ももちろんのこと、シンプルでおしゃれなデザインやハンドメイドのぬくもりなどが、ご夫婦で晩酌を楽しむというシチュエーションに良く似合うバーボンです。
専門的な意見が書かれたレビューを参考に
専門的なレビューも見つけました。素材の違いがどのように味の違いにかかわっているのかがよくわかるレビューは、参考になりますね。
通常のバーボンに使われるトウモロコシと大麦と一緒に使われるライ麦が用いられず、ライ麦の代わりに小麦が用いられています。
香り・口当たりがシルキーで、小麦由来だと思われるやや酸味がかったアクセントが効いています。
またその他にも、メーカーズマーク蒸溜所は、熟成が均一になるために樽の並べ替えをする(年数非表示なのはそのためと言われています)など、大手メーカーの中では小規模だからこそできる手間をかけていることがわかります。
男性的でガツンとした味わいではなく、女性的で滑らかな味わいです。
「メーカーズマーク」が、いかに手をかけて作られているのかが良くわかるレビューです。樽で熟成させるバーボンは、樽を補完する場所によっても味に影響があるとか。日照や風の通り具合などが場所によって違うからです。そのため、瓶詰のタイミングは樽ごとにテイスティングをして見極めるそうです。
定番のロングセラー・バーボンがランクイン!
おすすめ銘柄ランキング7位:アーリータイムズ
続いておすすめしたいのは、ロングセラーの定番銘柄「アーリータイムズ」。誕生は1860年。かのリンカーンがアメリカ合衆国の大統領になった年です。樽で熟成された独特のキャラメル系の香りや、ガツン!とのどに刺さるようなアルコール度数40%の刺激など、バーボンらしいバーボンとして人気を集めています。
日本市場向けに作られた「ブラウンラベル」
本日の酒はアーリータイムズのブラウンラベル(40度)。ジャックダニエルが少なくなってきたので。ロックだけでゴー。 pic.twitter.com/gtoG8jhBAk
— LAFLAR_Silverhammer (@LAFLAR) August 7, 2016
「アーリータイムズ」といえば「イエローラベル」が有名ですが、1996年に登場した「ブラウンラベル」もおすすめです。こちらは、日本市場向けに作られたものだそう。「イエローラベル」に比べてトウモロコシを減らしライ麦を増やすという素材配分や濾過を2回行うことで、より深みのある繊細な味わいを実現させています。アルコール度数は、こちらも40%です。
シンプルな飲み方がおすすめ
バーボンにはいろいろな飲み方があります。まずは、ストレートに飲んでバーボンそのものを味わってみましょう。次に氷の塊を入れて、温度の差や少しずつ氷が解けて水で割られていくバーボンを味わって。段階を踏んで飲んでみると、微妙な差がわかります。
独特な香りと甘み、水割りロックが最高です、他の物で割るなんてアーリータイムズ本来の旨みには邪道だとおもいます、
女性にも気に入ってもらえるとおもいます。
こちらは「イエローラベル」へのレビューです。樽で熟成させることで、バニラ・キャラメルの風味とスモーキーさがプラスされる「アーリータイムズ」。フルーティーな飲み口は、確かに女性受けもよさそうです。
長く愛されているおすすめ人気バーボン
おすすめ銘柄ランキング6位:ジム・ビーム
「ジム・ビーム」も有名なバーボンです。こちらは、1795年にドイツからアメリカに渡ったビーム氏が開いた蒸留所で、代々一族で製造にあたってきました。2014年に日本の酒造メーカー、サントリーが買収し現在社名はビームサントリーとなっています。
「白ラベル」と「黒ラベル」
「ジム・ビーム」にもいろいろな種類がありますが、中でも人気が高いのは「白ラベル」と「黒ラベル」。「白ラベル」は熟成が4年のものと7年のものがあります。アルコール度数は40%。「黒ラベル」は8年の熟成でアルコール度数はこちらも40%です。
いつも美味しい変わらぬ味
こちらは「白ラベル」に対するレビューです。クセがない、という表現がいくつものレビューに書かれていました。だからこそ、カクテルベースにおすすめ!というグルメなご意見も。
ジムビームは何時、何処で飲んでも美味いバーボンの一つ。この味と香は何よりも中庸を心得た作り手の技術に受け継がれている。放っておくと一晩で一本軽く空けてしまうので注意しながら飲んでいる。
ロングセラーだからこその安心感を得られるお酒は、一日のしめくくりにもぴったりですね。ただし、こちらのレビューにもあるように飲みすぎにはご注意を!
ラベルのデザインも人気の高いバーボン
おすすめ銘柄ランキング5位:フォアローゼズ
ランキング第5位の「フォア・ローゼズ」も、定番銘柄の1つです。1888年に誕生した「フォア・ローゼズ」は、現在でも創業時と同じ蒸留所で作られています。この蒸留所は、歴史的建築物として登録を受けているそうです。4つのバラがデザインされたラベルもおしゃれですね。
日本限定発売の「プラチナ」
フォアローゼスのこれ初めて飲んだんだけどうまかた pic.twitter.com/J5lTBuncdq
— (て) (@TEEN3100) June 10, 2017
「フォア・ローゼズ」にもいくつかの種類があります。一般的な「イエローラベル」のほか、日本限定で発売されている「ブラックラベル」はともにアルコール度数が40%。アルコール度数43%の「プラチナ(スーパープレミアム)」も日本限定発売です。甘さのあるフルーティーな味わいと芳醇な香りが特徴的なグルメなバーボンです。
毎日の晩酌を楽しみにしている方にもおすすめ
「フォア・ローゼズ」の口コミレビューを探してみました。レビューされている方の年齢も幅広く、世代を超えて愛されているバーボンであることを再確認。
バーボンの中ではコスパNo1のウィスキーです。
もう最近はこれしか飲んでいないです。
オススメ!!
こちらは「イエローラベル」に対するレビューです。毎日の晩酌を楽しみにしている方にとっては、コストパフォーマンスも重要なポイント。その点でも「フォア・ローゼズ イエローラベル」は合格です。
別格の「プラチナ」は高評価レビューが連発
日本限定発売されている「フォア・ローゼズ プラチナ」へのレビューもありました。飲みやすさについて書かれているレビューが多いことが特徴です。
あくまでも個人的な見解ですが。他の種類もほんのり甘めで飲みやすいと思っているフォアローゼス、その中でもこれは特に飲みやすいと感じています。 普段飲みでがんがん行ける金額では無いのですが、最初の一杯をオンザロックで飲んでいます。 素人の私でも何かが違うと分かるので一度お試しあれ。
"プレミアム・バーボン"として多くの支持を集めている「プラチナ」の丁寧な作りとまろやかで甘い飲み口は、グルメな方にもおすすめ。こちらのレビューをはじめ、高評価が多いことにも頷けます。
エリートでプレミアムなバーボンといえば
おすすめ銘柄ランキング4位:I.W.ハーパー
大好きなバーボン『ハーパー』1ℓ買っちった(*´∀`*) pic.twitter.com/INeo6DJmsh
— ゆだ (@oraoraora1989) June 4, 2017
ランキング第4位には、"エリート・バーボン"や"プレミアムなバーボン"として知られている「I.W.ハーパー」がランクインしています。「I.W.ハーパー」は、19歳でアメリカに移住してきたアイザック・ウォルフ・ベルンハイム氏が、弟とともにはじめた蒸留所で生まれました。日本で販売されているのは、アルコール度数が40%の「ゴールドメダル」とアルコール度数43%の「I.W.ハーパー 12年」の2種類です。
12年の長期熟成が"プレミアム"の証
カッティングが美しいデカンタボトルに入っているのは「I.W.ハーパー12年」。以前は、毎年のようにデカンタのデザインを変えていたため、コレクターもいたそうです。
「I.W.ハーパー」が登場した際に"エリート・バーボン"や"プレミアム・バーボン"と呼ばれたのは、この熟成年数の長さによるものでした。当時のバーボンは3年から5年熟成のものが主流だったのです。長期熟成はまろやかな味わいのバーボンを作り出しました。
日本人好みの味わい
「12年」に対するレビューでは、バーボン初心者の方やアルコールに弱い方、女性の方にも人気があるという意見が多く見られました。その秘密は、グルメな日本人に合わせた味づくりにあるのではないか、というレビューもあります。
あまり光にさらすのは中身が心配ですが
透過されるデキャンタボトルはとても綺麗です。
勿論メローでスムースでリッチな味わいはバーボンが苦手な人にさえ受けます。
ハーパーは日本でしか販売されていなく当然日本人好みを作ってるので
当然と言えば当然の人気商品だと思います。
バーボンにリッチなのはどうかと思う人もいるかも知れませんが
そのリッチさがとても合っているのがハーパー12年だと思っています。
こちらのレビューにあるように、長い間「I.W.ハーパー」はグルメ愛好家の多い日本市場をターゲットにしていましたが、2015年にアメリカ市場へも復帰しました。アメリカでは、「12年」と同じデカンタボトルで「15年」が販売されています。
アルコール度数57%のバーボン!
おすすめ銘柄ランキング3位:オールドグランダッド
いよいよおすすめランキングもTOP3となりましした。第3位にランクインしたバーボンは、「オールドグランダッド」です。「80」と「114」が人気ですが、これはアメリカのアルコール度数を示すプルーフという単位を表しています。「80」はアルコール度数が40%。「114」は、なんと57%となっています。
ラベルに描かれたおじいちゃん
「オールドグランダッド」のラベルには、銘柄の通り"偉大なる祖父"の肖像画描かれています。これは、1796年に「オールドグランダッド」の蒸留所を創業したベイジル・ハイドン。彼の孫である3代目が偉大なるおじいちゃんを讃えるためにデザインしたといわれています。
おすすめレビュー
「オールドグランダッド」の口コミレビューを見てみると、マイルドな味わいについて語られているものが多くありました。甘さが口に残ることなくきりっとしているところも人気の理由です。
謳い文句通りマイルドでスムースな飲み口です。つい飲み過ぎしまいます。
「オールドグランダッド80」は、刺激が強すぎず飲みやすいことに定評があります。その美味しさは、ストレートや水割りで確かめてみてください。くれぐれも、飲みすぎにはご注意を。
「オールドグランダッド114」は
アルコール度数が57%ということで、強いお酒が好きな方におすすめの「オールドグランダッド114」。最初の一口は、意外にも甘さやまろやかさを感じる、というグルメな方も。
度数が高いので、少し緊張気味に口に入れると、意外に
甘くまろやかな口当たりで、少し緊張が解れた所に、
カツンと風味と度数の強みが鼻に抜け、非常に男を感じさせる所が病みつきです。
「オールドグランダッド114」は、やはりアルコール度数が高いせいか、ガツン!とくる刺激的な味わいが楽しめる1本です。銘柄名やラベルの肖像画とも相まって、男らしさを感じるバーボンと言えるでしょう。
ギフトにもおすすめできるバーボンが第2位に
おすすめ銘柄ランキング2位:ウッドフォードリザーブ
バーボンの人気おすすめランキング第2位は「ウッドフォードリザーブ」。こちらのアルコール度数は43%です。伝統的な製法を守り続けている銘柄で、ベリーのようなフルーティーさとスパイシーな香りが楽しめます。
ウッドフォード・リザーブ。
— Dソルト (@Dsalt_cocoa) May 14, 2017
やや重たい!ビターチョコレートと濃厚なベリーのような味わい!
特にチョコレートというのがぴったりくるウィスキーですねこれは。
軽い口当たりより濃厚さを重視する方にはオススメ出来ます。 pic.twitter.com/W6aPDiSrdg
バーボンは内側を焦がした樽で熟成されるためバニラ・キャラメルの香りがするのですが、「ウッドフォードリザーブ」は、ビターなチョコレートやタバコの香りもプラスされた大人の男性の雰囲気です。
スモールバッチ(少量生産)だからこそ
「ウッドフォードリザーブ」は「スモールバッチ(少量生産)・バーボン」とも称されるタイプに属しています。ケンタッキー州に数ある蒸留所の中で最も歴史のあるウッドフォードリザーブ蒸溜所で製造されているのですが、丁寧に時間をかけた熟成や濾過を通して、プレミアムなバーボンに仕立てているのです。
おしゃれなフラスコ型のボトル
薄いフラスコ型のボトルは、バーボンの中では比較的珍しいタイプです。なめらかなラインが、それだけでも高級感を演出していますね。シンプルなロゴとマスターディスティラーのサインやボトル1本ごとの通し番号がついたラベルも好印象。バーボン好きの方への贈り物としてもおすすめです。
大人の時間を過ごしたい方におすすめ
酔うために飲むのではなく、お酒を楽しむために飲む。そんな意見が「ウッドフォードリザーブ」のレビューでは多く見られます。まさに。大人の時間ですね。
どんな飲み方をしても美味しいと思えた。
炭酸でわってもみたし、ストレートでも飲んでみたが、深い味わいはどちらで飲んでも自分を幸せな気持ちにさせてくれる。
見た目も格好良いし、来客時にテーブルに並べておいたら注目されるだろう。
さまざまな飲み方を楽しむことができる点も「ウッドフォードリザーブ」の特徴です。ミントジュレップのベースにもおすすめのバーボンです。
小さな蒸留所が作るバーボンが第1位!
おすすめ人気銘柄ランキング第1位「エズラブルックス」
バーボンのおすすめ銘柄ランキング、堂々の第1位は「エズラ ブルックス」です。比較的歴史の新しいバーボンですが、19世紀初頭に創業した名門蒸留所による銘柄ですので、味は折り紙付き。トウモロコシの配分率が高く、蒸留時のアルコール度数を低く抑えた独特の方法で、なめらかなバーボンを作り上げています。
多彩なラインナップ
「エズラブルックス」の定番は「エズラブルックス ブラック」。アルコール度数45%で、ややスモーキーな香りが人気を呼んでいます。ほかに、「オールドエズラ7年」「オールドエズラ12年」「オールドエズラ15年」と、熟成年数の違った3種類もラインナップ。それぞれ深みがありまろやかな味わいを楽しむことができます。
大人の男性に似合うバーボン
「エズラブルックス」に対するレビューでは、"大人の男性"というワードが目立ちます。甘さが後に残らないすっきりさっぱりした渋い味わいが与える印象でしょう。バーボンの持つイメージにぴったりの1本です。
枯れた味わいで個性を主張し、無駄な甘さの無い飲み飽きしない逸品。
ありがとう、いいお酒です。
こちらは「エズラブルックス ブラック」へのレビューです。甘さが控えめな味わいは、まさに大人の男性に愛されるバーボン。すっきりとした味を楽しんで。
番外編:バーボンの生みの親の名前が銘柄に!
「エライジャ・クレイグ」
バーボンの人気おすすめ銘柄をランキング形式でご紹介してきましたが、こちらは番外編。バーボンを最初に作ったとされる「バーボンの父」エライジャ・クレイグの名を冠した銘柄です。エライジャ・クレイグは牧師でしたが、アメリカが合衆国となった1789年に副業としてウイスキーの蒸留所を設立。熟成させたまま忘れてしまった樽の中から、赤みを帯びたお酒が生まれたのがバーボン誕生の秘話とされています。
おすすめは「12年」
「エライジャクレイグ」にも、いくつかの種類がありますが、おすすめは「12年」。ミディアム・ボディと称される濃厚な味わいと、メープルシロップのような芳醇な香りが人気です。ほかに、少量生産される「スモールバッジ」は、プレミアムな逸品として定評があります。
番外編:アルコール度数63%のバーボン
「ブッカーズ」
もう1つ番外編でご紹介したいのが「ブッカーズ」。こちらはなんと、アルコール度数63%というバーボンです。熟成させた樽からボトル詰めを直で行うクラフト・バーボンと称されるタイプで、最近めきめきとグルメ愛好家の間でも人気が上昇中。ランキングでもご紹介した「ジム・ビーム」と同じ蒸留所で作られています。
ビーム家の7代目がマスターディスティラー
バーボンを作る蒸留所の現場最高責任者がマスターディスティラー。「ブッカーズ」のマスターディスティラーは、「ジム・ビーム」を生み出したビーム家の7代目。直系の子孫が、今なおバーボンづくりに携わっているのです。そうした裏話も、美味しいお酒の肴になりそうですね。
美味しいバーボンをゆっくりと味わおう
バーボンのおすすめ人気銘柄をランキング形式でご紹介しました。さらに、番外編として「バーボンの父」の名を冠した銘柄や、このところ人気が高いクラフト・バーボンの銘酒をご紹介しています。バーボンは、男らしさが漂うお酒。飲みすぎにはご注意の上、美味しい1本を見つけてください。
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