意外と知らなかったネクタイピンの使い方について紹介します。ネクタイピンの種類や選び方のポイントは?実際に付ける際の位置や付け方は?ネクタイピンは様々なシーンによって種類、位置、付け方が違ってきます。就活に役立つネクタイピンの活用術をお教えします!

ネクタイピンの位置や付け方・使い方は?就活に役立つ選び方ガイド

目次

  1. ネクタイピンの役割とは?
  2. ネクタイピンの種類と使い方
  3. ワニ口式ネクタイピンの位置や付け方
  4. クリップ式ネクタイピンの位置や付け方
  5. タイタック式ネクタイピンの位置や付け方
  6. タイチェーン式ネクタイピンの位置や付け方
  7. ネクタイピンの構造と材質について
  8. ファッションアイテムとしてのネクタイピン
  9. シーン別のネクタイピンの選び方や位置や付け方は?
  10. 就活で使用するネクタイピンの選び方や位置や付け方は?
  11. ネクタイピンの位置や付け方・使い方のまとめ

ネクタイピンの役割とは?

ネクタイピンはネクタイをした際に動かない様にシャツに止める役割があります。風の強い日などにはネクタイが風になびいて動いてしまわない様にする為にとても便利です。最近はネクタイピンをしている人はあまり見かけなくなりましたが、ネクタイピンを正しい位置に付けることで見た目がきちんとして好印象になり、ネクタイとコーディネートする事でお洒落度もアップします。

それ以外にもネクタイピンにはネクタイを少し持ち上げてから所定の位置に付けるという付け方でネクタイにボリュームを持たせて立体的に見せるという手法によりお洒落度アップにつながるという使い方もあります。

この様にネクタイピンの役割にはネクタイをシャツにただ止めるだけではなく、使い方や位置で上手くコーディネートする事によってお洒落度がアップするという具合に、ファッション要素を兼ね備え持っている事を知っておきましょう。

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ネクタイピンの種類と使い方

ネクタイピンという名前はネクタイを止めるアクセサリーの総称の事であり、ネクタイピンにはいくつかの種類があります。ワニ口式、クリップ式、タイタック式、タイチェーン式等、それぞれの種類によって付ける位置や付け方が違ってくるネクタイピンについてこれから紹介していきます。

ワニ口式ネクタイピンの位置や付け方

ネクタイピンの中で一番使いやすく付け方が簡単で、ネクタイピンと言えばワニ口式と言われるくらい代表的なタイプです。シンプルなものから装飾的なものまで種類も豊富で、シャツやネクタイを傷つける事無く使用できるというメリットがあります。

ワニ口式はバネの付いたクリップ式なので挟む部分が大きく開くことにより取り付けるのも取り外すのも簡単で、ネクタイの種類毎の厚みにも十分に対応出来るので大変便利です。ネクタイピンを初めて購入するのであれば付け方が簡単でコーディネートしやすいワニ口式がお勧めです。

ワニ口式ネクタイピンの位置や付け方について説明します。ワニ口式ネクタイピンの付け方は正面から見て左から右方向にネクタイの大剣と小剣とワイシャツ左前部分を一緒に挟んでネクタイが動かない様にして取り付けます。取り付ける位置は上着の第一ボタンを留めた部分から少し見える位置が基本の位置になります。

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クリップ式ネクタイピンの位置や付け方

クリップ式ネクタイピンはワニ口式とは異なりとてもシンプルな構造になっており、ネクタイの種類や厚みによってはうまく使用できない場合があるのがデメリットですが、ネクタイに上手く装着できればワニ口式よりもボリュームがなくシンプルである為、見た目にはとてもすっきりとした印象になります。

見ても分かる様にクリップ式は本体の金属だけの弾力でネクタイを挟むという単純な付け方の構造になっているのでワニ口式に比べると少し使いづらいですが、クリップ式ネクタイピンは使い方、位置や付け方がワニ口式と同じで、ワニ口式と並んで多く使用されているのでビジネスシーンにはとてもよく合います。

クリップ式ネクタイピンの位置や付け方はワニ口式ネクタイピンと同様なので基本の位置や付け方も一緒です。また、クリップ式とワニ口式のネクタイピンの応用の位置や付け方も一緒です。基本の位置よりも少し上の部分の目立つ位置にお付けたり、横に真っすぐに付けないで斜めに付ける付け方をしたりという様にお洒落にコーディネートする使い方も有効です。

タイタック式ネクタイピンの位置や付け方

タイタックタイプのネクタイピンは「ラペルピン」とも呼ばれています。今まで紹介した挟むタイプの付け方のネクタイピンではなく、針でネクタイに穴を開けて付ける付け方のネクタイピンですので位置や付け方も違ってきます。

ネクタイに針で穴をあけて付ける付け方のタイタックタイプのネクタイピンは装飾性が強く、装飾品としてのお洒落アイテムとして種類も豊富にあります。1ランク上のお洒落なコーディネートにはお勧めです。

タイタックタイプのネクタイピンの位置や付け方は、ネクタイの大剣と小剣を一緒に針で穴をあけて通して裏側でキャッチャーに差し込んで固定したらチェーンの先にあるボタンかけをワイシャツのボタンに引っ掛けて止めて取り付けます。位置はワイシャツの第二ボタンから第四ボタンまでの間くらいの場所に取り付ける付け方が一般的です。

タイチェーン式ネクタイピンの位置や付け方

タイチェーンのネクタイピンはその名の通りチェーンのついたタイプのネクタイピンです。クリップの部分をワイシャツのボタンに引っ掛けてネクタイをチェーンの輪に通して取り付ける付け方のネクタイピンになります。付ける位置はワイシャツの第三ボタンと第四ボタンの間くらいの位置が一般的です。

ネクタイピンの構造と材質について

ネクタイピンの構造はこれまでに紹介した種類によって違いがある事が解ったと思います。バネが付いていて挟んで付ける付け方、本体の金属部分のみで挟んで付ける付け方、針でネクタイに穴をあけて止めて付ける付け方、ボタンクリップで止めてチェーンの輪に通して付ける付け方等、それぞれの付け方や見え方によって印象はかなり違ってきます。

ネクタイピンに使用されている材質も様々ですが、殆どの場合は貴金属かその他の金属で出来ています。貴金属とは空気中で酸化(変色)しにくい金属の事で、代表的なものが金やプラチナになります。その他の金属とは真鍮や洋白の様な亜鉛と銅、ニッケルなどの合金です。長く使いたいのであれば貴金属の物がお勧めです。

ファッションアイテムとしてのネクタイピン

もともとのネクタイピンの使い方はネクタイがひらひらと動かない様に固定する為の物でしたが、現在では固定する為だけの使い方ではなくファッションアイテムとしての使い方へと移行しています。ネクタイピンを付ける位置や付け方次第でお洒落なコーディネートが楽しめると同時に、1ランク上の男を演出できる便利なアイテムでもあります。

デパートや専門店でガラスケースや棚に綺麗に並べられて販売されているネクタイピンは装飾品やアクセサリーと何ら変わりはありません。ファッションアイテムとしてのネクタイピンの上手な選び方や使い方で1ランク上のお洒落なコーディネートを楽しんで下さい。

シーン別のネクタイピンの選び方や位置や付け方は?

ネクタイピンは様々なシーンに合わせて選び方や使い方が変わります。1つの同じネクタイピンでも位置や付け方によって印象も変わります。ビジネスシーン、結婚式や披露宴、お葬式等、ネクタイピンの選び方や位置や付け方について確認していきます。

ビジネスシーン

スーツを着てネクタイをすればネクタイピンはマストアイテムという時代もありましたが現在ではネクタイピンは必ず付けなければいけないという認識はなく、ファッションアイテムとして使われるようになりました。ビジネスシーンに於いてはネクタイピンを上手くコーディネートすることで身だしなみを整えると同時に好印象を相手に与える事がポイントになります。

ビジネスシーンで使用するネクタイピンの選び方はなるべくシンプルな物がいいでしょう。キラキラした装飾のあるものは派手すぎてビジネスシーンには不向きです。付ける位置や付け方は基本である上着の第一ボタンのすぐ上の場所に横に真っすぐに付けて下さい。流行を取り入れたい場合はもう少し上の場所にネクタイを少し持ち上げるようにして付けるのもいいでしょう。

結婚式・披露宴

結婚式や披露宴に於いてはネクタイピンを必ず付けなければいけないという訳ではありませんがお洒落な男性は付けているという印象です。付ける際に気を付けなければならない事は、あまり派手になり過ぎないという事です。ネクタイピンの選び方としては主役の新郎新婦よりも目立たない様に控えめな物を選ぶようにしましょう。

ネクタイピンの選び方は控えめでシンプルな物であれば種類を問わず使用してもいいでしょう。ポケットチーフやラペルピン等と一緒に使えば華やかなコーディネートになり、おめでたい席にはとても良く合いますので積極的に使いたいですね。

お葬式

お葬式でネクタイピンを使用する際には目立たず控えめな黒色の物や真珠の物を使うのがマナーです。ネクタイピンを使わなくてもいいですがネクタイピンを使用すればネクタイの乱れを防ぎ、身だしなみを整えるという本来のネクタイピンの役割を果たす意味に於いて有効なアイテムになります。

就活で使用するネクタイピンの選び方や位置や付け方は?

これから新社会人となる為に行う就活はこれからの人生に於いてとても重要です。就活を行う際の身にまず大切なのは社会人としての身だしなみです。スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、ベルト、靴、腕時計等、新社会人としてふさわしい身だしなみを整えなければなりません。では身だしなみを整える為に揃えるアイテムの選び方の中にネクタイピンは必要なのでしょうか?

就活に於けるネクタイピンの役割

就活に於いて第一印象はとても大切になります。第一印象は身だしなみで決まってしまう部分が大きいですね。就活ではお辞儀をする機会が多く、ネクタイピンはネクタイの乱れを防ぐためにとても有効です。ネクタイが上着から出てしまわない様にする為や、ネクタイが曲がってしまわないようにする為にネクタイピンは重要な役割を果たします。

身だしなみを整える為に有効なネクタイピンですが、実際に使用するネクタイピンの選び方や位置、付け方によっては逆効果になってしまう事もありますので就活に於いて有効なネクタイピンの正しい選び方、付ける位置、付け方を知っておく事が大切になります。

就活で使用するネクタイピンの選び方

就活で使用するネクタイピンの選び方はシンプルなネクタイピンです。装飾のあるものや派手な物は避けなければなりません。ファッションアイテムとしても使用されるネクタイピンですが、就活の際には身だしなみを整える為という事を重視して選びましょう。

シンプルなネクタイピンの選び方としては、フォーマルなネクタイピンがお勧めです。色はシルバー系が無難です。シルバー系の色であればどの様なネクタイにも合わせやすく、紺や黒のスーツにも合わせやすいのでセンス良くコーディネートが出来てさわやかな印象を与えられます。

就活に於けるネクタイピンの位置や付け方

就活で使用するネクタイピンを選び方に注意して選んだら、実際に付ける際の位置や付け方はどの様にすればいいのかというと、上着の第一ボタンの少し上に見える位置かぎりぎり隠れる位置が無難です。あまり上に付けてしまうと役割重視ではなくファッション重視になってしまいます。

就活で使用するネクタイピンの役割、選び方や位置や付け方について説明しましたが、間違った付け方をしてしまうと逆効果となりイメージダウンになってしまうので気を付けましょう。また、就活先が銀行などのお堅い業種の場合はネクタイピンは使用しない方がいいかも知れません。ネクタイピンは就活先によって使い分ける事も大切です。

ネクタイピンの位置や付け方・使い方のまとめ

ネクタイピンの位置や付け方・使い方について紹介致しましたが如何でしたでしょうか。昔はネクタイの乱れを防止する為のマストアイテムであったネクタイピンは現在ではネクタイピンの本来の役割はそのままで、さらにお洒落を楽しむ為のファッションアイテムとして見直されてきており種類やデザインも豊富になりました。

ネクタイピンは様々なシーンによって使い方が変わったり、付ける位置や付け方によっても相手に与える印象を変えてしまいます。就活に於けるネクタイピンの有効な使い方や相手に好印象を与える使い方、またはお洒落アイテムとして1ランク上の男を演出する使い方等、ネクタイピンを有効に使用して頂く為の参考にして頂ければ幸いです。


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