元内閣総理大臣竹下登の孫で、女優の北川恵子を妻に持つタレントのDAIGO。彼には影木栄貴というマンガ家の姉がいます。フライデーなどの週刊誌にも取りあげられたことのある彼女の出身大学や経歴、DAIGOとの姉弟関係などの情報をまとめたのでご紹介いたします。

目次
DAIGOの姉は漫画家の影木栄貴
総理大臣の孫でルックスも良くて音楽の才能もあって美人漫画家が姉で奥さんが最も美人とか、DAIGOとんでもないな!
— スバリストなハルナ提督 (@petit_derella) May 8, 2017
ミュージシャンであり、タレントとしても活躍しているDAIGOは、本名を内藤大湖といいます。彼の姉は、マンガ家の影木栄貴です。彼女の本名は内藤栄子といい、政治家の佐藤栄作と田中角栄から「栄」の字を取って、祖父の竹下登が命名しました。1971年12月6日生まれなので、1978年4月8日が誕生日のDAIGOとは7つ歳が離れています。
影木栄貴は1996年に「運命にKISS」でプロデビューしました。同人活動を行っているほか、ぢゅん子のマンガ「私がモテてどうすんだ」のスペシャルアドバイザーを務めています。自画像は黒ウサギで、ペットにウサギを飼っていたこともあります。新書館から出版されている「エイキエイキのぶっちゃけ隊」は、彼女が自分の家族や経歴について描いた作品です。
内藤家と竹下家の家族構成
内藤家は栄子(影木栄貴)、博文(ひろぶみ。一般人で妻子持ち)、大湖(DAIGO)の3姉弟です。父の武宣(たけのぶ)は毎日新聞政治部記者時代に、竹下登の次女まる子と出会い、結婚しました。
姉弟の祖父である竹下登との関係
影木栄貴とDAIGOにとって、元総理大臣の竹下登は母方の祖父にあたります。祖父母には可愛がられており、週末になると家に遊びに行っていたそうです。祖父母が麻雀を打っていた影響で、影木栄貴やDAIGOも麻雀ができ、家族のコミュニケーションになっているとのことです。
竹下家の3姉妹
竹下登と妻の直子との間に、3人の娘がいます。長女の一子は金丸康信(政治家の金丸信の息子)に嫁ぎ、ゆうこという娘をもうけました。三女の公子は竹中祐二(竹中工務店の創業者一族)と結婚しています。政財界とつながりのあり、華やかな経歴を持つ人も珍しくはないこの一族は、夏休みになると、富士山の近くにある竹下家の別荘で過ごすのが慣例だったそうです。
影木栄貴の経歴(誕生から中学校まで)
官房長官の孫として生まれる
影木栄貴が産まれた時、祖父の竹下登は内閣官房長官でした。出産を終えて退院したまる子は、実家、つまり官房長官公邸に里帰りしたそうです。父が毎日新聞を辞め、実家のある福岡から衆議院選挙に立候補したため、1歳のころから母に抱かれて選挙活動をしていたそうです。しかし父は落選しました。
影木栄貴は福岡で幼少期を過ごし、父が竹下登の私設秘書になったのを機に東京に引っ越します。DAIGOが誕生して3LDLのマンションが狭くなったため、小学校4年生の時に千葉に転居しました。公立小学校から公立中学校へと進学し、本人曰く「普通の生活」を送っていました。
マンガやアニメに目覚める
著書「エイキエイキのぶっちゃけ隊」で、影木栄貴は小学4年生のクリスマスプレゼントにもらった「うる星やつら」がきっかけでマンガ好きになったと書いています。また、竹下家の別荘で、従姉のゆうこと好きなマンガやアニメのキャラクターが登場する「ごっこ遊び」を楽しんでいたそうです。
中学に入った影木栄貴は、同じ趣味を持つ友人とともにマンガを描き始めます。従姉のゆうこに、同人誌やBL(ボーイズラブ)についての情報を与えられたのもこのころだったそうです。
影木栄貴とDAIGOの幼少時の姉弟関係について
姉弟には大きかった7歳の差
影木栄貴と弟の博文は1歳8ヶ月しか歳が離れていなかったこともあり、幼いころは喧嘩が絶えなかったそうです。そんな姉と兄の争いを見て、DAIGOは怒るのは良くないことだと学んだと言っています。ですがDAIGOは姉と7つ、兄と5つも年齢が離れているため、幼いころは関わりが少なかったそうです。そのため、影木栄貴とDAIGOが喧嘩をすることはほとんどありませんでした。
博文は好奇心旺盛で、アニメやゲーム、F1や競馬などを家庭に持ちこみました。幼かったDAIGOは姉のドラゴンクエストのデータを消して怒られた経験があるそうです。DAIGO が音楽に目覚めたのも、兄が持っていたBOØWYのCDがきっかけです。このため影木栄貴は「博文がいなければ、漫画家の自分とミュージシャンのDAIGOは存在していなかったかもしれない」と書いています。
影木栄貴の経歴(高校・大学時代から商業誌デビューまで)
影木栄貴は高校時代に、初めて同人誌即売会に参加します。同人誌を買い、読む側の人間だった彼女が同人誌を作る側にまわったのは、大学生の時でした。本名の栄子から影木栄貴というペンネームを作り、彼女は従妹のゆうこ(ペンネームという幽木遊貴は本名が由来)と同人活動を始めます。
大学時代の影木栄貴は、海外ホームステイや祖父竹下登の選挙の手伝いを経験しています。「ウィングス」などのマンガ雑誌を発行している新書館のアルバイトに採用された彼女は、そのまま新書館の採用試験を受け、共立女子大学卒業後は雑誌編集者になりました。
編集者として働く一方で、同人作家としての活動を続けていた影木栄貴ですが、二足のわらじの生活には限界がありました。彼女は新書館の契約社員になって仕事の量を減らしてマンガを描き、いくつかの出版社に持ち込んだ結果、彼女はプロデビューを果たします。マンガ家としての仕事が軌道に乗った彼女は、新書館を退職しました。
弟のDAIGOはまだ若かったため、会社を辞めてマンガ家になりたいという姉の人生相談の対象にはなりませんでした。影木栄貴との対談で、DAIGOは「姉は気が付いたらマンガ家になっていた」と話しています。マンガ家という職業をよく知らなかった祖父母(竹下登・直子夫妻)も、影木栄貴のマンガが単行本化されたのを見て「孫が作家になった」と喜んだそうです。
影木栄貴はフライデーの前に週刊文春にスクープされていた
マンガ家としてデビューを果たした影木栄貴は、都内に仕事場を借りていました。彼女の同人誌から仕事場の住所を調べ上げた(当時は同人誌に作者の本名や住所などの個人情報を載せるのが当たり前でした)週刊文春の記者が、1998年に彼女の仕事場を訪れます。
週刊文春の記者は、影木栄貴本人だけではなく、竹下登にも取材を行いました。竹下家ではアポ無しの取材は断っていましたが、孫についての取材だと分かった途端、祖父母は記者を迎え入れて取材に応じました。週刊文春の記者も、これには驚いたそうです。
文春砲がDAIGOの姉に与えた影響
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— ぽーる発掘 (@paulaahahah) September 27, 2016
週刊文春に「元総理の孫はマンガ家」という記事が載った時、影木栄貴は「世紀末プライムミニスター」というマンガを連載していました。この漫画は16歳の女子高生と25歳の総理大臣が主人公で、作品には恋愛や政治の要素が盛りこまれていますが、祖父が竹下登だと知られてしまったために、影木栄貴は、本来予定していた政治エピソード(選挙活動や外遊など)が描けなくなったそうです。
影木栄貴は、マンガで弟DAIGOの宣伝をしていた
デビュー時の芸名はDAIGO☆STARDUST
音楽に目覚め、高校時代からバンドを組んでいたDAIGOは、創作という共通の趣味ができたことで、姉と話す機会が増えました。若いころのDAIGOは、姉に作詞のアドバイスや進路相談を持ちかけています。音楽活動に集中するため、DAIGOは玉川大学の文学部を中退しますが、影木栄貴は弟に大学を卒業して欲しかったそうです。
DAIGOは2003年にDAIGO☆STARDUSTとしてメジャーデビューしました。影木栄貴はマンガや自分のサイトでDAIGOの宣伝を行い、マンガ「トレイン☆トレイン」がドラマCD化された時には、DAIGOを声優に起用しています。「総理大臣の孫が、総理大臣のマンガを描いている」ということで彼女が2005年にテレビ番組「トリビアの泉」に出演した時には、補足トリビアとしてDAIGO☆STARDUSTが取り上げられました。
タレントDAIGOの誕生は、姉へのオファーがきっかけ
2007年にDAIGOがバンドBREAKERZを結成した直後に、影木栄貴の元にテレビ番組「世界バリバリ☆バリュー」の出演依頼が届きます。「私の家族は有名人」というコーナーで、家族や自宅の情報を公開するものでした。影木栄貴は「DAIGOを中心にしてくれるなら」と条件をつけ、番組に出演します。
この番組のスタッフに気に入られたDAIGOは、スタジオゲストとしてテレビ出演します。ミュージシャンのDAIGOは、タレント活動がどのようなものを知らなかったので、タレント事務所に勤務していた学生時代のクラスメイトに相談します。その結果、タレント事務所の社長に気に入られ、DAIGOはタレントとしても活動するようになります。
フライデーに載った姉弟
タレントとしてブレイクしたDAIGOは、竹下登の孫であることを持ちネタにしており、テレビで自身の経歴や姉の情報を明かすこともありました。また、芸能人のDAIGOと漫画家の影木栄貴は生活時間が合うこともあり、2人で買い物や食事に行くことも珍しくはありませんでした。
有名になったDAIGOは、雑誌の記者にスクープを狙われていました。そしてついに、DAIGOの写真がフライデーのカラーページに掲載されます。その内容は「DAIGOが夜中に姉と焼肉を食べに行った」というものでした。すっぴんで眼鏡をかけた姿がフライデーに載った影木栄貴はショックを受けましたが、DAIGOはフライデーの巻頭に載ったマンガ家はあまりいないからと、姉を慰めたそうです。
影木栄貴はDAIGOだけではなく、北川景子とも仲が良い
今日は姉
— DAIGO (@Daigo19780408) December 6, 2016
漫画家の影木栄貴の誕生日。
今年もおめでとう!
45歳!!
キリがいいね。
これからも漫画とか、いろいろ頑張ってください! pic.twitter.com/M9p5qbVOXd
フライデーの記事になるほど姉と仲の良いDAIGOは、時おり、自身の公式ツイッターで姉に関して呟いています。姉が参加するコミケ(同人誌即売会)の情報を呟いたために、DAIGOが姉を手伝って同人誌を売るのかと誤解されたこともあります。
#DAIGO #北川景子 #影木栄貴
— Kimihiro Suzuki (@KimihiroSuzuki) May 25, 2016
挙式&結婚披露宴。/ 影木栄貴 Official bloghttps://t.co/AiYysmVEMd pic.twitter.com/sScJRLef2j
DAIGOは2016年1月に女優の北川景子と結婚し、4月に式と披露宴を行いました。DAIGOは姉と妻は気が合うだろうと予想しましたが、その予想は当たり、影木栄貴と北川景子は仲良くなりました。2人はDAIGO抜きで伊勢に女子旅に行ったこともあるそうです。
こんな素敵な妹ができて、家族が増えて、私は本当に幸せ者です。
影木栄貴の公式ブログより
DAIGOと北川景子の結婚は、家柄や家族の経歴が釣り合わないのではないかと一部で不安視されていましたが、姉である影木栄貴との仲は、DAIGOと北川景子にとってプラスに働きそうです。
DAIGOの姉である影木栄貴の現在
影木栄貴の公式ブログの情報によれば、彼女は近年、自律神経が原因で体調を崩しているようです。そのため、マンガを描く仕事を減らし、原作や原案などの立場に回っているようです。
評価 4.7/ 5(合計6人評価)
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