ピアノの伴奏をするシーンは色々あります。合唱や楽器演奏の後ろでピアノは主役を引き立たせる役割とサポートする役割があります。そんな伴奏を上手く弾くコツはあるのでしょうか。ピアノ伴奏のポイントをしぼって紹介していきましょう。

ピアノの伴奏を上手く弾くコツは?主役をサポートするポイント5選

目次

  1. ピアノ伴奏は演奏の脇役!?
  2. ピアノ伴奏で演奏の良し悪しが決まる!
  3. あなどるなかれピアノ伴奏
  4. ピアノ伴奏を上手く弾くコツを知ろう
  5. 1.音量に注意する
  6. 2.絶対に止まらない
  7. 3.安定したテンポで弾く
  8. 4.どこからでも弾き始められる
  9. 5.主役とのハーモニーを重視
  10. 主役を支える重要な役割

ピアノ伴奏は演奏の脇役!?

合唱や楽器演奏でのピアノ伴奏は、目立ち過ぎてはいけない脇役に徹する必要があります。脇役とはいっても、控えめすぎると歌や楽器の演奏がしにくくなります。主役を引き立てる大切な役割があるので、軽い気持ちで引き受けることはできません。

伴奏を間違うことは仕方ありませんが、主役と一体となるよう合唱する人たちや演奏する人たちと気持ちを合わせることが必要です。ピアノ伴奏は脇役というよりは、一緒に音楽を作り上げる仲間として、いい演奏になるよう協力し合う同志ということなのです。

ピアノ伴奏で演奏の良し悪しが決まる!

ピアノ伴奏で歌や演奏の良し悪しが決まってしまうこともあるんですよ。抑揚や感情をうまく乗せてあげるのもピアノ伴奏の役割なので、それが上手に出来ないと簡単に演奏が崩れていきます。ピアノ伴奏は演奏の成功の鍵ともいえるので、伴奏の付け方は重要なのです。

もちろん、主役の演奏や歌がメインなわけですから主役が上手く聞こえるようサポートすることが伴奏の役割ともいえます。伴奏の上手な人は、気持ちよく主役が歌ったり演奏できるコツを知っているということかもしれません。この人の伴奏は、歌いやすい、演奏しやすい、と思われるのは簡単なことではないのかもしれませんね。

全体の演奏や歌の仕上がりがとてもよかった場合、ピアノ伴奏の貢献がかなり大きいともいえます。控えめにすべきではありますが、演奏や合唱の評判がよかったらピアノ伴奏者も喜ぶべきですね。縁の下の力持ち、それが醍醐味かもしれません。次もこの人にピアノ伴奏を頼みたい、と思われたらそれは伴奏者冥利につきますね。

あなどるなかれピアノ伴奏

ピアノ伴奏は、指揮者と同じくらいといっても過言でないくらい重要な役割を担っています。大勢で合唱や演奏する場合は指揮者がいますが、ソリストのピアノ伴奏をする場合は指揮者はいません。ですから、ピアノ伴奏者が指揮者と同じ役割も行う必要があります。

テンポの維持と、音楽の流れや抑揚、感情の表現をソリストを活かしながらピアノ伴奏するわけです。こう書かれると、ピアノ伴奏は簡単なことではないことがわかります。切ない曲は切なく、楽しい曲は楽しく、ソリストと気持ちを合わせて奏でていくのが大切です。

またソリストが歌う、もしくは管楽器の場合はブレスを意識してピアノ伴奏を行います。ブレスのタイミングなんて、ちょっとのことだ、と思う人もいるかもしれませんがそのちょっとのずれが演奏には大きく影響するのです。ブレスを意識しないと、主役が十分な息をすえない可能性もあるのです。

練習中からソリストとブレスの位置とパターンを確認し、ピアノ伴奏者もそこで弾きながら息継ぎして伴奏すればタイミングが合ってきます。ピアノ伴奏をあなどるなかれ、主役と一緒に楽しみながらいいものを作り上げていく重要な役割ということが分かってもらえたと思います。

ピアノ伴奏を上手く弾くコツを知ろう

ピアノ伴奏を上手く弾くコツはもちろんあります。歌っていて気持ちいい、演奏していて気持ちいい伴奏がよい伴奏と言えるでしょう。そのような伴奏ができる人はどのような事に注意しているのでしょう。それがわかればコツを知ることができそうです。

ピアノ伴奏のコツやポイントはいくつかあります。まずはとにかく練習して弾き込んで、どこからでも弾き始められるように準備することが基本です。またテンポを保つためのメトロノームを使って、正しいテンポを身に付けておきます。主役との練習がはじまったら、主役と一緒にテンポも作っていきますが自分の中でテンポを崩さない練習になります。

詳細は次に見ていきましょう。主役の歌や演奏の妨げにならない、より歌いやすく演奏しやすくするコツのパターンを知れば、上手なピアノ伴奏者になれるでしょう。ピアノ伴奏のポイントを押さえていきましょう。

1.音量に注意する

主役をサポートするピアノ伴奏のポイント①

最初の主役をサポートするピアノ伴奏のポイントは、音量です。大きすぎても小さすぎてもサポートできなくなるので、簡単なようで難しい調整だと言えます。練習の時から、主役と話をしながら、やりやすい音量を探っていくとよいでしょう。またビデオなどで撮影して、客観的にバランスを見るのも分かりやすいですね。

自分で練習しているときの音のまま弾いてみて、歌や演奏との音のバランスを確認します。歌や演奏にも強弱があるので、そこはピアノ伴奏も合わせた付け方がよいですね。練習の時から楽譜に音の強弱を細かく入れておくと、パターンがわかって弾きやすくなります。

指揮者が居れば、指揮者が音のバランスを指示してくれることもあるでしょう。歌や演奏をよく聞けば、ピアノ伴奏がどうはいっていけばいいか、付け方がわかってきます。練習中は、主役にも歌いやすいか、演奏しやすいかを確認しながらピアノ伴奏していきましょう。

2.絶対に止まらない

主役をサポートするピアノ伴奏のポイント②

2つ目のポイントは、間違えても絶対に止まらないことです。ピアノが止まっても、主役の歌や演奏は続いていきます。伴奏の空白ができないよう、練習を重ねることが必要です。ピアノ伴奏は、主役のメロディラインを支える大切な役割です。

ピアノ伴奏が止まってしまうと、音楽が急に寂しくなりダメージが大きくなります。主役に動揺させてその後の演奏や歌に影響が出てしまうことも懸念されます。間違えない、というのは簡単なことではないので間違いそうになったときに音を少なくしてでも伴奏を途切れさせない技術が必要です。

最悪片手だけでも、ピアノ伴奏を続けられるようにしましょう。練習中、間違っても弾き続けるという練習もしておきましょう。難しくてよく間違う部分は練習あるのみです。伴奏の付け方を弾きやすいパターンにアレンジするのも一つですね。

3.安定したテンポで弾く

主役をサポートするピアノ伴奏のポイント③

3つ目のポイントは安定したテンポで伴奏するということです。指揮者がいる場合は、指揮者を良く見て伴奏することが重要です。主役のメロディーが安心して歌える、演奏できる、というピアノ伴奏が理想的で伴奏者の役割でもあるのです。

楽譜通りに弾くのは簡単ですが主役との一体感はでませんので、休符の後の音の出し方や歌ならばブレスのタイミングやパターンなど細かい点に気を配ることが必要です。伴奏の付け方で演奏や歌の微妙なタイミングがずれてしまうこともあるので、指揮者の合図を見逃さないようにしましょう。

楽譜と鍵盤ばかり見ていると、指揮者のタイミングを見逃すので注意しましょう。練習中に息継ぎ箇所やパターンなど、自分なりにわかりやすく楽譜へ書き留めるとよいと思います。ただ伴奏する、という簡単な作業ではないということが分かりますね。

4.どこからでも弾き始められる

主役をサポートするピアノ伴奏のポイント④

ピアノ伴奏のポイント4つ目は、楽譜のどこからでも弾き始められる、ということです。練習中は、途中の部分を練習することもたびたびあります。そこから伴奏が始められないと練習の効率が悪くなります。言われた箇所から弾き始められるよう、練習を重ねる必要があります。

また歌の各パートや各楽器ごとの楽譜を弾けるようにしておくと、パートごとの練習にも役立ちます。この場合の伴奏付け方は、パートのメロディラインを弾いてあげるだけでも練習しやすくなりますよ。パートが仕上がってきたら伴奏のパターンに戻すとよいでしょう。

5.主役とのハーモニーを重視

主役をサポートするピアノ伴奏のポイント⑤

合唱なら歌、演奏なら楽器たちが主役です。そのハーモニーを崩さないよう、よりハーモニーが調和するような伴奏の付け方が理想的です。歌なら息継ぎ(ブレス)のパターンを意識すると一体感のある演奏ができます。

指揮者と中心として、主役の歌や演奏がより安心して気持ちよく流れるようにサポートできれば、伴奏としては理想と言えるでしょう。臨機応変に音量やテンポなどを工夫することで主役との調和がとれていきます。何度も練習で合わせるうちに、最良の伴奏の付け方がわかってくるといいですね。

主役を支える重要な役割

こうしてみてくると、ピアノ伴奏というのは単なる伴奏ではないことがわかります。楽譜通りに弾くことは簡単に出来るかもしれませんが、音楽全体のハーモニーを考えると伴奏は重要な役割だと言えます。

一体感のあるステージに仕上げるためには、ピアノ伴奏が名脇役にならなければいけません。名脇役になるためには、自分の演奏より主役を引き立てることを考えるといいですね。もしピアノ伴奏を頼まれたら、上記のポイントを押さえて素晴らしい演奏に花を添えてください。


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